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ブリュッセル (ベルギー) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(2人)詳細

栗田 路子 (コンサルタント、コーディネーター、通訳、ジャーナリスト)

ビクトル・ユーゴの目線で世界一美しい広場を愛でる

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  • ガイドの超イチオシ!
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なんといっても、ブリュッセル観光はここから始まる。地元っ子の毎日もここから始まる。「グランプラス」とは「市庁舎前の大きな広場」のことだから、欧州の都市には、ほとんどどこへ行ってもこういう広場がある。当然、ブリュージュにもナミュールにもある。昔も今も、大事な屋外催し物場だ。情報伝達手段がいっぱいある今日では、ここで市民への「おふれ」が伝えられることはないけれど、世界遺産に指定された今日でも、お祭りも、パレードも、デモも、コンサートも、お花の市場も、ここがメインステージ。土曜日朝、グランプラスのシンボルでもある市庁舎で、結婚儀式を終えたばかりの市民の晴れの一歩もここで始まる。

欧州の夏の夜は長い。夜10時過ぎになってようやく日が傾きかけ、なんとも言えない夜のとばりに映える市庁舎の塔の輝きを眺めよう。てっぺんから私たちを見守るのは、ブリュッセルの守護聖人聖ミシェルだ。ライトに輝く数々のギルドハウスを見回せば心奪われる。真夏の短い夜も、またクリスマス前後の長い夜も、音と光のショーが楽しめる。雨の日は、濡れて光った石畳にまたワビのゆうな情緒を感じる。夜遊びして二日酔いみたいな早朝のグランプラスもまた憎めない。代々5世代もここで花屋をやっているルクおじさんに挨拶して、季節のお花を買ってしまおう。

10世紀末頃から少しずつ建物が立ち始めたというグランプラス周辺は、14世紀にはブルゴーニュ公国の宮廷が移り住み、16世紀にはスペイン領ハプスブルグ家の王が君臨した。その後、フランス王ルイ14世が侵攻して焼き討ちにあい…壊されたり、建て直されたりしながら、訪れる人々に愛でられて、今もこうして私たちを迎える。ひとつひとつの建物に、装飾に、物語がある。「ビクトル・ユーゴここに住む」と書かれた建物のあたりに腰かけて、コーヒーでも飲みながら、ゆっくりとすごそう。数世紀にわたる歴史物語に想いを馳せながら…

BEL2 (ベルギー情報サイト 運営スタッフ)

ブリュッセルの中心地にあるとても美しい広場

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グランプラスはブリュッセルの中心地にある広場で、グランプラスはフランス語、オランダ語ではフロート・マルクト(Grote Markt)という名前です。(ブリュッセルの公用語は仏語と蘭語の両方ですが、割合的にはフランス語を話す人が多い。)ヴィクトル・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」と称賛したとして知られる広場です。1998年にはユネスコの世界遺産に登録されました。

この広場は、市庁舎を始め、王の家(現在は市立博物館)やギルドハウスに囲まれていて、ベルギービール醸造博物館やレストランやカフェなどもあり、人々が集まる場所になっています。昼間の光景も素晴らしいですが、夜のライトアップされた広場も素敵です。

2年に1度、8月に開催される「フラワーカーペット」をご存知の方は多いと思いますが、この広場にベゴニアなどの花が敷き詰められます。12月にはクリスマスマーケットが開催され、この広場は市庁舎を中心に素晴らしくライトアップされ、光のショーなども行われます。他にも様々なイベントの場所となり、いつも観光客で賑わっています。ブリュッセルを訪れて、この広場に来ない人はいないと言っても過言ではないでしょう。

ぜひカフェなどに座って、広場や素晴らしい建築物を隅々まで眺めてみてください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。