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チェンマイ (タイ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

Wat Umong ワット ウモーン

岡本 麻里 (タイ情報専門ライター)

自然の中で修行や瞑想するためのお寺

  • 観光おすすめ
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

 まるで森に迷い込んだような木々が生い茂るところにあるお寺。瞑想寺としても有名で、人々が白い服を着て瞑想をしている姿も見られる。
このお寺はチェンマイに都をつくったマンラーイ王によって建てられ、ラーンナー王朝第6代グーナー王(1355-1385)の時代にはマハーテーラジャン高僧の修行場としてトンネル(ウモーン)が作られた。

 見所は、やはり寺名にもなっているトンネル。中に入ると仏像が安置されていて、その奥にもトンネルが続いている。壁は今ではほとんど色あせてしまっているが、よく見ると鳥や花の絵が描かれているのがわかる。これはラーンナー最古といわれる貴重なもの。トンネル内には当時のイメージ写真が展示されているが、元々は朱色の上に様々な模様が鮮やかに色付けされていた。

 トンネルの上には仏塔があるので、一旦外に出て横の階段を上がって行こう。見上げるほど大きな仏塔は、スリランカとスコータイの影響を受けた美しい鐘形をしている。周りは蓮、上部には天使の彫刻が施されている。仏教の大切な日にはこの仏塔の周りに人々が集まって説法を聞くこともあるが、満月の日に行われるのでとても幻想的な空気に包まれる。

 敷地には池もある。ここの主ともいえる大きなナマズは知る人ぞ知る見学ポイント。餌を投げ入れると、巨大な体をぶつけながら重なるように数百匹とやってきて、口をパクパクと開ける。その勢いに圧倒され、正直ちょっと恐怖すら感じるが、興味がある人は餌をやってみよう。

【行き方】チェンマイ大学(裏門)界隈。歩くと遠いので、赤色ソンテーオ(乗り合いタクシー)かトゥクトゥクに乗ってお寺へ行くのが便利。待っていてもらうか、帰りは大通りまで歩こう(ステープ通りまで徒歩15分。そこからはソンテーオがたくさん走っている)。

Tui☆ (レストラン経営)

街の喧騒から隔絶された「瞑想のためのお寺」

  • 観光おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 穴場

旧市街から西方のドイステープの山の麓にあり、市街の喧騒から少し離れた独特の雰囲気があるお寺です。
他の有名寺院のように豪華絢爛な装飾に満ちた本堂もなければ、巨大な威容を誇る仏像が聳えているわけでもありませんが、これほど静謐な魅力に満ちた寺院はほかに思い当たりません。

境内に入ると、至るところに色鮮やかなニワトリが境内の各所を闊歩しています。まさに別天地の世界に浸れそうです。

この寺の最大の見所は、なんといってもウモーン(トンネルの意)でしょう。まさに外界から隔絶された環境で静かな気持ちで瞑想できるように作られたものです。

仏塔の下あたりに防空壕を彷彿とさせるようなトンネルの入り口があります。
静かで薄暗いトンネルは神秘的です。中はいくつかの道が連なっていて、それぞれのドンツキに仏様がいらっしゃいます。奥に行けば行くほど参拝客はほとんど来なくなるので、お気に入りの場所を見つけて、そこで心行くまでゆっくりと瞑想に耽るのがよいでしょう。

ウモーンの上は大きな仏塔があり、また、日本ではほとんど見られないお釈迦様の苦行像を見ることができます。偉大なお釈迦様と同じことはとてもできませんが、この像を見て少しでも煩悩を払って瞑想にさらに励むのもよいかも知れません。

このほかにも、世界遺産・アユタヤにもあるような、仏像の頭部や破壊された仏像が並んでいるエリアもあります。
境内を歩いているお坊様の中には、参拝客に気さくに話しかける方もいらっしゃいます。英語を話せるお坊さまもいらっしゃって、僧坊ではお坊さまと話し込んでいる外国人客の姿もありました。ぜひ話しかけてみてください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。