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クスコ (ペルー) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

KAYOQUITO (観光ガイド、翻訳者)

フォトジェニックな落ち着いた伝統的地区は街歩き、ショッピングにも最適!

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アルマス広場から十二画の石の前を通って2ブロック。急なサンブラス坂を登っていくと、そこは落ち着いた伝統的な街並みがあるサンブラス地区。

スペイン人による征服以前、インカの時代からここにはトコカチと呼ばれ、ジャングルのアンティスーヨに向かう道、世界遺産にも指定されている、カパックニャンもこの地区を通っていました。今でもインカ時代の石垣の残っている部分もあります。

スペイン人がやってきてから、インカの人々がアルマス広場周辺から移住させられた地区のひとつで、1544年にサンブラス教会が創建され、この教会を中心に街は広がっていきました。教会は質素な日干し煉瓦作りですが、内部はコロニアルバロック様式で金箔貼りの豪華な祭壇飾りと、先住民彫刻家、ファン・トマス・トゥイロ・トゥパクの作で、カトリックの宗教改革に対する抵抗を示したといわれる説教壇があります(入場料15ソーレス、宗教4施設共通入場券50ソーレス)。

アルマス広場周辺ほど壮大なものはありませんが、今でも、奥行きがあって中庭の四方を囲うように建物が建つ、こじんまりとしたクスコの伝統的建築、そして街並みが残っていて街歩きには最適です。

かつては人形制作、木彫り、絵画模倣といった民芸品作家がたくさん住み、工房がたくさんありましたが、今では作家たちは郊外に移住して、この地区の工房は数少なくなりました。しかし伝統的な雰囲気を残しながらも、外国人居住者が増えたり、観光客向けのホテルやレストラン、みやげ物屋が増えるなど、観光客にフレンドリーな地区となっています。骨董品店も何件かあります。
できれば、がんばって坂を上ってサンブラス展望台にも上ってみましょう。赤い瓦屋根が続くクスコの町並みを見ることができ、展望台からどういったものが見えるか示すプレートもあります。

教会脇の小広場には土曜日ごとに民芸品市場が立ち、コンサートなどのイベントが開かれたります。

この地区のホテル選びには要注意。GOOGLEマップだと広い車道に見えるところも階段坂のケースが多く、車でアクセス困難な場合もあります。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。