Hotel Alhambra Palace ホテル アルハンブラ パレス

1910年に、時の国王アルフォンソ13世がオープニングの式を執り行った由緒あるホテルです。アルハンブラと同じ丘の上にあり、アルハンブラの入場口までは徒歩10分です。

このホテルは、グラナダの観光発展の将来を見越したサン・ペドロ・デ・ガラティノ公爵が出資して建設したもので、いくつかの手を経て、今では公爵のご子孫が経営しています。現国王に至るまで、歴代のスペインの国王はグラナダ滞在時にはこのホテルに泊まっていますし、フランスのド・ゴールや、ロシアのゴルバチョフなど世界各国の君主がグラナダで泊まってきたホテルでもあり、ローレンス・オリビエやスピルバーグ、ブラッド・ピットなど、ハリウッドの歴々の常宿ともなっています。

各階とも、一本の廊下を挟んで片側が町を見下ろすお部屋で、もう片側がアルハンブラの森側になります。森側には道路が通っているので、静寂を好む方は、町側を予約されると良いでしょう。「Classic Vista Ciudad」が町側のお部屋で、「Classic Vista Exterior」が森側のお部屋になります。「Junior Suite」は必ず町側になります。

受付の奥のホールの装飾は、アルハンブラをイメージした艶やかなもので、お泊りにならない方でも、お茶にいらっしゃっても良いのではないでしょうか。