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ハノイ (ベトナム) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long-Hanoi タンロン王城遺跡

黒坂 文男 (日本語教師)

ハノイ市街のベトナム王朝の跡 

  • 観光おすすめ

ハノイのタンロン遺跡は、ハノイのホー・チ・ミン廟に近いバーディン地区で発掘された遺跡群です。ハノイの新国会議事堂建設予定地に2003年に発見されました。ハノイ市街中央部に位置していてハノイの市街からは徒歩圏内で行けます。 7世紀~19世紀までの王城の跡が長層的に残っていて、最も古い遺構は中国が支配していた時代の安南都護府だったと考えられています。 1010年にリ・タイトーが建都しタンロンとしました。 以来、ベトナム諸王朝の各時代の遺跡があり、現在では、端門、 敬天殿・龍の階段、後楼、北門、フラッグタワー、タンロン遺跡出土品の博物館などがあります。2010年8月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。いちばん南側にあるのが端門(Đoan Môn)でタンロン遺跡はここからはいります。前は広い広場になっており、門をくぐると遺跡が一直線上に続いています。端門には五つの出入り口があり、その両脇に楼閣へ上る階段があります。楼閣からは、南側にフラッグタワーが見え、北門から後楼、敬天殿、と城内の主要な建物が南北に、一直線上に並んでいたことがわかります。宮殿がは敬天殿でと呼ばれ、残っているのは龍の階段だけですが、現在の建物は、植民地時代にフランスが建てた建物です。この敬天殿の地下には、ベトナム戦争時代の地下司令部があって見学できます。敬天殿の後ろ(北側)にある三階建ての建物が後楼(Hậu Lâu)です。 皇帝の側室や女官達の控えの場所だったそうです。遺跡の中は樹木も多く美しい公園になっていて、ハノイの街中のオアシスとも言えます。ホーチミン廟、ハノイ軍事博物館などと隣接していますので合わせて訪れてみたいところです。見学は、特にチケット売り場もないようで無料で入れます。

むら (編集者)

ユネスコの世界文化遺産

  • 観光おすすめ

タンロン(昇龍)とは、ハノイの旧称で、1010年に李朝の初代皇帝であるリー・タイトーが築いた城のことです。
1802年に都がフエに遷都されるまでの長期間、幾度と再建されてきたため、1つの建造物から異なった時代の遺物が発掘されるという、歴史が積もりに積もった遺跡なのです。
2002年に偶然発掘され、2010年には、ハノイ城(1803~1804年にかけて、タンロン城跡地の北側に建立された規模が小さな城)と合わせて世界文化遺産に認定されました。
今もまだ発掘作業が行われているため、まだ見ぬ遺跡の全貌に期待が寄せられています。

チケット売り場を出ると、そこから何の障害物もなく真っ直ぐにハノイ城を眺めることができます。塗装され、周辺が緑に囲まれた道を歩くのは、爽快感を感じられます。

端門にたどり着くと、入口が5つあるのがわかります。中央にある他より少し大きなものが、皇帝用の出入り口だったそうです。

門の先は、地元ベトナム人にとって、アオザイ写真の人気撮影スポットのようです。運が良ければあなたが訪れた時にもアオザイ美人の姿を見られるかもしれません。
ベトナム人は、写真を撮られることを好意的に捉える方が多いので、城を背景に一緒に写真撮影をお願いすると、きっと快く対応してくれるはずです。
ぜひ、ベトナムらしい素敵な旅の一枚をゲットしてください。

また、敷地内を奥に進むと敬天殿跡があります。そこで見られるタンロン(昇龍)城らしい龍の階段も必見です。他にも遺跡の展示室や、対米戦争時代に使われていた地下会議室など見どころは多いので、興味がある人は、タンロン城遺跡の観光時間は長めに考えておくといいかもしれません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。