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ヘルシンキ (フィンランド) ホテルの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Hellsten Helsinki Parliament ヘルステン ヘルシンキ パーリアメント

栗原 薫 (現地旅行会社統括部長、ジャーナリスト)

長時間オープンのレセプションが心強い

  • 穴場

暮らすように旅をしたい。
 宿泊費を抑えることができるのはもちろん、あたかもその街に住んでいるかのように過ごせるのがアパートメントの魅力だ。ヘルシンキ市内でもそうした宿泊施設が増えているが、チェックインの容易さから、ヘルシンキ・パーリアメントをお勧めしたい。
 
 平日の朝7時から夜10時まで、土曜日は正午から午後4時までがレセプションの受付時間。日曜・祝日は閉るが、他のアパートメントでは鍵の受け取り場所と実際の宿泊場所が離れていたり、完全に無人だったりすることも珍しくないので、長い時間帯に渡って有人サービスを受けられるのはなにかと心強い。時間外、休日には予約時に伝えられる暗証番号で入り口を開け、レセプションロビーの小ロッカーから部屋の鍵を入手する仕組み。

 アパートの場所もわかりやすい。中央駅から目抜き通りのマンネルヘイム通りを北上。右手にフィンランディアホール、左手に国立博物館が見えたら左折。徒歩10分の距離なのでトラムに乗る必要もない。オペラハウスやオリンピックスタジアム、岩の教会といった観光スポットも5~6分の徒歩圏内。

 国民ロマン主義の様相を残す建物は1912年に建てられたもの。階段に挟まれて上下する小さなエレベーターや、各室を隔てる重厚なドアに、かつての一般住居の名残がうかがえる。普通の旅行ではフィンランド人の住居にはなかなか入れないから、これもまた貴重な体験だ。
客室は2~4人用まで。広さはそれぞれだが、自炊を前提としているので電子レンジ付の使い勝手の良いキッチン、リビングが基本設備。各種食器類は完備しているが、食用油や洗剤といった消耗品は自前で調達することになる。本格的な料理までは・・・という場合でも、いつでも気兼ねなくお茶やインスタント食品を熱湯で味わえるのはアパートメントならでは。
 一部バスタブの無い部屋もあるので、それは事前に確認しておきたい。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。