瞬く間に香港のタイフードラバーを虜にしたChachawan出身のAdamCliff氏が、
自身のタイヌードルレストランを、今年8月湾仔にオープン。連日行列を作るほど話題となっています。
デザインは、Brick HouseやIssaya Siamese Clubなどを手がけたCharlie&Roseが担当。
わずか35 席ほどの小さなお店なのですが、おもわずシャッターを切りたくなるほどとてもクールで魅力的な空間に仕上がっています。
無機質な打ちっぱなしの壁に破れたタイ語のポスター、タイの屋台でよく見かけるテーブル、
高い天井からはグリーンがぶら下げられ、ヴィンテージ感たっぷりの棚やタイの小物が配されるなど、
隅々にまで行き届いたハイセンスでノスタルジックなデコレーション。
アットホームな接客と居心地の良さで、ついつい長居してしまいたくなります。
オーナーシェフのAdam氏は、セレブシェフDavid Thompsonに師事し、タイ料理の確かな技術を習得。
卓越したセンスと決して妥協しない繊細な下ごしらえによってエネルギッシュで鮮烈な印象の残る料理を生み出しています。
スパイスや食材は全てタイから厳選したもの取り寄せていて、麺は、食感や、コシ、太さなど、スープや調理法に合わせ、
タイにある工場にオーダーメイドで作らせているというこだわりよう。
絶対に食べていただきたいのは、看板メニュー「Wagyu beef boat noodles($128)」。
シナモンや八角、豚の血など、スパイスや材料を50種類以上も使い、半日かけて作ったスープは、
コクと旨味がたっぷりつまっていて衝撃的なおいしさ。豚の血と聞くと、ちょっと躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、
Adam氏のビーフボートヌードルには臭みが一切なく、本場以上の美味しさで、素晴らしいのひとこと。
彼の真骨頂とも言える一品は売り切れ必至の人気メニューです。
その他、Thai omelet of crabmeat(タイ風オムレツ$108)や、fried marinated pork collar(ポークネックの唐揚げ$68)、
Phat Thai(タイ風焼きそば$118)など、オーセンティックなタイ料理がいただけるSamsen。
どれもポーションが他店と比べて小さめなので、少人数でもいろいろ楽しめるのも嬉しいところ。
また、タイミルクティー($38)や、見事に本場の味を再現したThai “red rubies”(タイ風かき氷)などのデザートも外せません。
湾仔駅A3出口から徒歩5分。湾仔の名所である歴史的建造物、香港故事館 (通称「藍屋」 ブルーハウス)がある
Stone Nullah Lane(石水渠街)に位置し、昔の面影が色濃く残るエリアにあります。
ランチもディナーも予約は受け付けていないので、開店と同時の来店がベストです。
Samsen サムセン 泰麵
香港で出会う、究極の一杯。若き天才シェフの真骨頂、絶品タイヌードル!
- 投稿日2016/11/10
- 更新日2016/11/11
2016/11訪問
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ジャンルタイ料理
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エリア湾仔
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住所
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電話番号+852-2234-0001
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営業時間[月-土]12:00-14:30、18:30-23:00
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定休日日曜日
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予算150~350香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。