香港を代表するパンといえば、誰もが菠蘿飽(ボーローパウ)を挙げるでしょう。
ボーローとは、パイナップルのこと。パイナップルパンと呼ばれるこのパン、
表面が甘くてサクサクのクッキー生地で覆われています。
実はこれ、日本で言うメロンパンなんです。
香港の人たちには、表面のクッキー生地の模様がパイナップルに見えるんですね。
こちらのお店「金鳳茶餐廳」は、パンが評判の香港式カフェ。
数あるパンの中でも、やはりパイナップルパンが一番人気です。
このお店のパイナップルパンは、クッキー生地の部分の厚みが特徴で、
まるでクッキーを一枚載せたようなサクサク感。
パイナップルパンにバターをそのまま一枚はさむ鮮油菠蘿飽は、
クッキー生地の甘さとバターの塩気のハーモニーがクセになる逸品。
地元の人は「菠蘿油(ボーローヤウ)」と略して呼びます。
席に着くなり多くの人が「ボーローヤウとミルクティーね!」と注文します。
パイナップルパンのほかにも、香港スイーツの定番「蛋撻(エッグタルト)」や、
チキンとハムが詰まった「火腿焗鶏批 (ハム入りチキンパイ)」も
ぜひトライしてみてください。
再開発まっただ中の湾仔駅南側のエリアにあり、地下鉄A3出口から徒歩5分ほどの
アクセス便利な場所です。
鮮油菠蘿飽(パター入りパイナップルパン/$8) 写真手前
蛋撻(エッグタルト/$5)写真奥右側
火腿焗鶏批 (ハムとチキン入りパイ/$10)写真奥左側
Kam Fung Restaurant 金鳳茶餐廳 ガムフォンチャーチャンテン
原田 悟
(飲食店経営、コンサルタント)
香港名物パイナップルパンのツートップ(香港島サイド編)
- 投稿日2014/09/30
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