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イスタンブール (トルコ) ショッピングの現地クチコミ

Haci Bekir (Eminonu Central A) ハジ ベキル(エミノニュ セントラルA店)

トルコツボ (ライター、編集、翻訳)

トルコのお菓子といえば、ロクム。ロクムといえば、ハジ・ベキル

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トルコを代表するお菓子、バクラバやピシマーニエなどいろいろとあるけれど、甘すぎたり、重たかったりするので、日本人の口には微妙に合わない。しかし、このロクムは、餅に似ている食感で日本人の友人にも大好評のおみやげだ。

デンプンと砂糖などを煮込み、それにナッツ類、ドライフルーツなどを練りこんだお菓子で、その歴史は16世紀ものぼる。それまで小麦粉と蜂蜜などで作られたいたものを、この店の創始者ハジ・ベキルが、17世紀にデンプンと砂糖を使った新たな製法を生み出し、これが現在のロクムの形となった。1777年に庶民の間で人気が出ると、宮廷のスルタンも目をつけ、宮廷菓子職人に任命される。その後、ハジ・ベキルの息子がヨーロッパの数ある博覧会でこのロクムを出展しては賞をとり、「ターキッシュ・ディライト」の名でヨーロッパでも知られるようになった。

小説『ナルニア国ものがたり(一)ライオンと魔女』で白い魔女がこのロクムを使って子供を誘惑するシーンがあるが、西洋諸国の人々をも魅了するロクムは、やはりあの歯ごたえと優しい甘さにおいしさの秘密があるといえる。

現在、イスタンブール市内の5店舗をはじめ、アタテュルク空港や他の都市でも販売されてハジベキルのロクムであるが、実は始まりは、このエミノニュの店からである。昔の製法を再現したコーナーや創業者のパネルなどがあり、当時の様子を垣間見れる。

現在は、ペンディッキにある工場で作られ、毎日できたてのロクムが運ばれてくる。その種類は60種類以上に及び、一番人気は、二度煎りしたピスタチオ煎りのロクム1kg/68TL(2750円)。香ばしいピスタチオと砂糖が甘くとけあい、お茶うけにあいそう。バラの香りのものやフルーツ味のもの、冬には生クリーム入りのロクムも出てくるのだとか。

個人的には、ザクロの果実シロップとピスタチオが入ったロクム1kg/68TL(2750円)がおすすめ。ザクロの甘酸っぱさが加わって、甘すぎない、さっぱりとした後味がいい。

すべて試食ができるので、いろんな味を試食してみて。自分が好きなものを好きなだけ、量り売りで購入できる。もちろん、みやげ用に丸いアルミ缶に入ったロクム8.5TL(340円)などもある。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。