高雄にあるMRTの美麗島駅。
MRTの紅線と橘線の乗換え駅で、高雄で最大規模の夜市「六合観光夜市」の最寄り駅でもあります。
そんな美麗島駅は交通の要としてだけでなく、観光スポットしてもおすすめしたい駅です。
その理由は駅構内に4500枚のステンドグラスが輝く光のドーム。
これが圧巻なんです!見ていると吸い込まれそうになる美しさなんです。
ぜひ、改札口を出てじっくりと見てもらいたい!
この光のドームはイタリアのステンドグラスアーティストNarcissus Quagliata氏による「The Dome of Light(光のドーム)」というパブリックアート。
4500枚のステンドグラスはすべて手作業で4年半の年月をかけ取り付けられています。
ドームの真ん中に赤と青の2本の柱。これは赤は陽、青は陰。
上に広がるステンドグラスも水、土、光、火の4つのテーマがあり見る人の心をとらえて離しません。
また、4つの出入り口もガラスで作られた建築物となっています。
こちらは日本人の建築家・高松伸氏によるデザインだそうです。
美麗島駅は世界で2番目に美しい駅に選ばれた駅!
美麗島駅を見るためにMRTに乗って美麗島駅にぜひ訪れてほしいです。
Formosa Boulevard Station 美麗島駅 メイリーダオ
圧巻のステンドグラス!世界で2番目に美しい駅「美麗島駅」
- 投稿日2016/03/22
「光のドーム」の美しさで圧倒されます
- 投稿日2016/01/27
世界で最も美しい駅ランキングで2位に輝いた「美麗島駅」、
改札にある「光之穹頂」(光のドーム)と題したステンドグラス作品を鑑賞する為に足を運んできた観光客も大勢います。
「美麗島」の英語訳は「FORMOSA」、16世紀に台湾島を見たポルトガル船員が呼んだことから名付けられた台湾の別名。
但し、この駅の名前はそれ以上の意味が含まれています。
1979年に高雄市で台湾社会における政治、文化が大きく変わる民主化運動「美麗島事件」が発生したのが現在の美麗島駅。
イタリアン芸術家が設計した光のドームは「水・土・光・火」四つのテーマから構成されています。
青い色調の「水」エリアは生命の誕生を語っています。
隣は「土」、真ん中にいる男の胸から木が成長し、人間が自然と共に生きる重要性を指し、
木の枝に咲いているオレンジの花はキワタ、高雄市の花。
黄色調のエリアは「光」、創造の光を指しています。
最後は「火」、戦争と死亡をテーマに描き、苦しみを叫んでいる人、愛する家族の死を悼む人がいます。
絶望に満ちる暗闇の世界から一羽の鳳凰が火から飛び出し、生まれ変わることを意味します。
戦争はたくさんの命を奪っていくかもしれませんが、暗闇の後に必ず夜明けが来ます。
高雄市も「美麗島事件」の後に再び光を迎えたのでしょう。
ストーリを詳しく知りたい方は、光のドームの横にある「捷運商品館」で音声ガイドを借りましょう。
中国語と英語しかありませんが、IDと引換えにMP3を無料で貸し出しできます。
また、毎日3回のライトアップがあり、変化していく光のドームを楽しめます。
(11:00、15:00、20:00、土日はプラスとして17:00と19:00も上演)
最後に、立派なステンドグラスを鑑賞した後に、一回駅を出てみましょう。
1番から4番の出口は日本人建築家高松伸氏が設計し、パリのルーヴル美術館のピラミッドのような建物。
両手を合わせたように祈りをイメージし、これもまた美麗島事件を記念する意味が込められています。
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ジャンルその他の観光地
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エリア新興区
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住所
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アクセス六合観光夜市から徒歩3分
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電話番号+886-7-7938888
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営業時間6:00-23:00
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定休日無休
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公式サイト
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