公園の正門はイオニア様式の大きなアーチ門があり、
最寄り駅はハイドパークコーナー駅。もとは王室の狩猟場として使われていました。
隣接しているケンジントンガーデンズとは、
ウェスト・キャリッジ・ドライブという道で、一応分かれていますが、
そのまま歩いて移動ができます。同公園はとても大きく、
横切ろうとすると少なくとも1時間くらいはかかり、迷ったりもするので、
時間に余裕を持っていかれることお勧めします。
同公園では、通常、ピクニックや散歩、ローラスケート、ランニングやサッカーなどの
スポーツをしている人もいますが、
敷地が広いので、たくさん人がいても、あまり混雑感がありません。
夏には、同公園内で野外コンサートが開催されたり、映画上映が行われます。
敷地内には、売店が数箇所、食事をできるカフェ
「サーペンタイン・バー・アンド・キッチン」(サーペンタインレイクの南西側)と、
「ザ・リド」(南側)の2箇所あり、どちらも、良心的な価格でおいしいです。
敷地内の広大な湖、サーペンタインレイクでは、
1864年からサーペンタインスイミングクラブが始まり、毎年クリスマスの朝に
ピーターパンカップという水泳レースが行われています。
2012年に開催された、ロンドンオリンピックでは、サーペンタインレイクで
女子男子のトライアスロンとマラソンスイミングの会場となりました。
南部には故ダイアナ妃に捧げられたダイアナ妃の噴水があります。
また、同公園の北東入り口、マーブルアーチ付近では、
有名なスピーカーズ・コーナーが設置されていて、演説する権利を掲げ、
さまざまな思想を持つ人々の演説が行われています。
かつては、カール・マークスや、ウラジーミル・レーニンなどが演説をしました。
2003年には、イラク侵略反対を掲げた演説には、英国国会議員やハリウッドスターなど
有名人を含め、最大200万人の人が集まったとか。
4月から10月の間はボートを楽しめ、毎年11月からはクリスマスマーケット、
観覧車などからなるミニ遊園地やスケートリンクがオープンします。
地元っ子にも愛されるハイドパークは、週末の人がたくさんいるときでも、
人がいないときでも、日本にはない雰囲気をかもし出しています。
早起きして、人が少ない早朝に行ってみるのもいいですね。
Hyde Park ハイド パーク
ロンドン中心地にある巨大オアシス
- 投稿日2014/09/30
- 更新日2024/03/26
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ジャンル国立公園
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エリアナイツブリッジ
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住所
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アクセス地下鉄ピカデリー線 ナイツブリッジ駅・ハイドパークコーナー駅 または 地下鉄セントラル線 ランカスター ゲート駅・マーブル アーチ駅から徒歩約1分
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電話番号+44-300-0612000
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営業時間5:00-24:00
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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