コロン広場から数分歩いた閑静な住宅街の中にある1999年バルセロナ発祥のチョコレート専門店。「サンパカ」とはかつて世界最高のカカオを栽培していたという、アフリカの赤道ギニアにある古いカカオ農園「サンパカ」の名から来ています。メニューの開発にはエルブジのパティシエ、アルベルド・アドリア氏がプロデュースしたことで注目され今では王室ご用達にまで成長したお店です。
店内はカフェテリア部分とチョコレートの販売部分があります。親会社がスペイン最大のカカオ豆の輸入・チョコレート原材料の製造会社でカカオの産地にも工場をもつので、カカオの豆の選別から管理でき、商品のプレゼンテーションまで昔ながらの製法を大切にし、職人が保存料も着色料も使わずカカオサンパカにしかない現代風のチョコレートを造っています。ショコラティエにより、300種以上の製品が作れるようです。噛まずに舌の上で転がすように溶かして食べるのがよいです。製菓用のカカオパウダーも売られています。全体的に日本より安いですのでお土産にも良いですね。
カフェテリアでお勧めなのは3種のホットチョコレートの飲み比べです。ジャスミン茶とチョコのコラボレーション味なんて面白いですよね。他にチョコレートムースなどのスイーツもあり、日本茶と一緒に楽しめます。夏はアイスチョコレートもあります。観光で疲れた体にチョコレートドリンクでもどうですか?
Cacao Sampaka Madrid カカオ サンパカ(マドリード店)
エルブジのチョコが味わえるかも!日本よりお得
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皇室御用達のお店でカフェしながらお土産もゲット!
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バルセロナに本店のあるスペイン王室御用達のチョコレートショップは、丸の内、南青山、梅田と日本にすでに3軒があるので、もうおなじみですね。
1519年、スペイン人エルナン・コルテスが、メキシコのアステカ帝国で人々が「神々の飲み物」と呼ぶ神聖なカカオの液体と出会い、スペイン本国に持ち帰ったことから、ヨーロッパに広まったというカカオ。(http://www.cacaosampaka.jp/about/)
チョコレートといえば、ベルギーやスイスなどが思い浮かびますが、チョコレートの歴史に、スペインは大きく関わっていたのですね。
カカオ・サンパカ社の日本語HPには、18世紀にスペインがチョコレートを伝えた歴史や、メキシコのチャパス州の経済を支えるプロジェクトなど、興味深いお話がわかりやすい文章と写真で説明されているので、さらに知りたい方はそちらをご覧下さい。
さて、マドリードのクアトロ・カミーノにあるカカオ・サンパカにもカフェが併設されており、チョコレートは1粒から買うことができます。
店内で作られたケーキ、サンドイッチ、サラダもオーダーできます。
お土産に買うなら、私がお薦めする商品は塗るチョコレートです。カカオとカシューナッツ、カカオとピーナッツなど5種類あります。男性ホルモンのテストストロンの分泌を高める素材が豊富に使われているし、値段も4.9ユーロと求めやすいし、板チョコならすぐに終わってしまうし。簡単には食べ終わらないですよ。塗るチョコですから。カップルにはお薦めな1品です。
さて、マドリード店があるメトロ4.5.10番線のアロンソ・マルティネス駅とサンタ・バルバラ広場は、チュエカ・マラサニャ地区と、ビジネス街・サラマンカ地区の接点になります。アロンソ・マルティネス駅のあるロータリーを境に、右と左で雰囲気がガラリと変わります。
右手のアルマグロ通り、スルバラノ通りを数百メートル進めば、ベッカムとビクトリアが滞在していた美しいホテル、ACサント・マウロがあり、サンタ・バルバラ広場の左手のオルタレサ通りを数百メートル進めば、サンドイッチのおいしいマガサンドがあるサン・マテオ通りに出るのです。
若者もセレブも立寄りやすい立地に、カカオ・サンパカはあるのですね。
店内では、コーヒーに合うポルトワインやリカー類、バニラ関連の製品、ハエン産特級オリーブオイルのカスティージョ・デ・カネナなど、グルメも販売していますから、お土産選びもここで!
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ジャンルスイーツ
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エリアセントロ
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住所
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電話番号+34-91-3195840
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営業時間[月-土]10:00-21:00
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定休日日曜日、祝日、8月
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予算4ユーロ~
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公式サイト
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