地下鉄1番線Rios Rosas駅のBreton de los Herreros出口から出て、通りを渡ったDescubridor Diego de Ordas広場に面しているこのレストラン。
最近、マドリード市内の中でも住みたい地区ランキングで人気になってきているエリアにあります。
シックで大人っぽい内装ですが、カジュアルに楽しめる店です。
スペインの北から南から国内の厳選された旬の新鮮な食材を使ったメニューのため、季節や日によってメニューは変わります。
英語の話せるシェフ(Rikiさん)もいるので説明してもらいながらメニューが決められます。
メニューにあるのは全て太鼓判が押されたお勧めなのですが、
中でも伝説的なメニューは「イディアザバルチーズのシュー(Bunuelitos de queso Idiazabal)」6.80ユーロ(1/2ポーション)。
イディアザバルというバスク地方の燻製されたチーズが、口の中で小さな爆発を起こしたかのようにとろけ出すメニュー。誰もが驚く昔からの定番です。
その他にも「カンパチの刺身(Pez Limon laminado crudo, lima, manzana, jengibre y pinon)」13ユーロ(1/2ポーション)や、
「かつおのたたき(Dados alinados en crudo de Bonito del Norte con gazpacho de aguacate)」14ユーロ(1/2ポーション)なども。
スペインのカンパチは身が少し硬いのですが、ここのは薄くスライスされ柔らかく、りんご、ライム、しょうがが入った泡状のソースと一緒に頂きます。
日本のカンパチの刺身とは全く違った味と食感が味わえますよ。
カツオはレア状に焼かれアボガドのガスパチョソースと最後に黒コショウがピリっときいてアクセントになっています。
思わずパンでソースをふき取りながら綺麗に食べてしまいます。
また、赤身が好きな方には「牛の赤身の炭火焼き(Carne roja a la brasa)」14.50ユーロ(1/2ポーション)、
秋からの狩猟時期には「牡鹿のタルタル(Tartar de gamo)」」14.50ユーロ(1/2ポーション)がお勧めです。
牛の赤身はLomo Bajoという非常に柔らかく希少な部位を使ってレアに仕上げています。
秋から冬の狩猟時期にしか出てこない牡鹿のタルタルは、タラゴンやタイムなどハーブなどでマリネされた肉自体も美味しいですが、
イタリアの炭パンのクラッカーと一緒に頂くと香ばしく、燻製されたかのような味に変身します。
マスタードも加えコクをつけると、3度楽しめる一品になります。
また、週末のランチにのみですが、パイ生地に包まれた牛のステーキや牛サーロインのタルタルも登場します。
貝が大好きな方には、ガリシア産のBerberecho貝やZamburinaも。
汁がこぼれないちょうどの絶妙な火加減で身が最大限プリっと仕上がりエキスが全て堪能できる品々もあります。
とにかく、この店は火入れ加減もとっても上手なのです。
色々とお勧めを紹介しておりますが、基本的に全てその素材の最適な活かし方が考えられているので気になるメニューがあったら色々頼んでみてくださいね。
お子様には、牛の赤身か「天然黒鯛焼き(Lomo de Dorada salvaje asada)」13ユーロ(1/2ポーション)が食べやすいです。
スペインのデザートは甘すぎるところが多いので正直あまりお勧めしないのですが、
別腹があればこの店の「チーズケーキ(Tarta de queso)」7.80ユーロや
「青りんごとイエルバブエナミントの自家製シャーベット(Manzana y Hierbabuena)」6.50ユーロをお試しください。
ここのチーズケーキは、バスクの燻製チーズ・イディアザバルとブルーチーズを使っているので
デザートというよりチーズをそのままムースにしたようなケーキです。
甘さは控えめでむしろチーズの持っている塩気も感じる、コーヒーというよりはワインの進むデザートです。
青りんごとイエルバブエナのシャーベットはとにかく絶妙なコンビネーションで口の中がさっぱりしスプーンを持つてが止まらない美味しさです。
さらに、ワインも各種揃っております。
ワインに詳しいスタッフがどんな醸造家によってどんな風に造られているか説明してくれるので、色々聞いてみるのも更に美味しく感じます。
このレストランの嬉しい所はほんと全ての料理を1/2ポーションで頼めるところ!日本人には二人で分けてちょうどよいサイズで色々な一品を試せます。
そしてワインまでハーフがあります。1本じゃ少し多いな、、、ということ、度々ありませんか?
グラスワインは4ユーロ~、ボトルは23ユーロ~、ハーフサイズワインは16ユーロ~あります。ビールも食前酒も色々とあり迷ってしまうと思います。
13:30からランチスタート、23:30まで通しで営業しています。日本の夕食時間の17:00~20:00頃は空いているので、子供連れでも十分ゆっくりできますよ。
また、トイレにはおむつ換え台も。クレジットカードは各種使用できます。
予約はホームページからできます。「Reserva/Book」ボタンをクリックし「Reserva por email」を選択し、日付、時間、人数を連絡先を入力して送信すると
2日以内にメールで確認がきますのでクリックしてください。
スペイン人の食事の時間とずらすのがお勧めです。日曜、月曜、祝日は休みなのでお気をつけください。
週末の夜21時半以降はおしゃれをしたスペイン人の大人達が友人たちとワイワイと集まってきます。
周りに観光やショッピングするところはありませんが、足を運ぶ価値がある一軒です。
Lakasa ラカサ
地元で大人気のお洒落で美味しい旬のレストラン!
- 投稿日2018/11/19
- 更新日2019/10/28
2018/11訪問
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ジャンルスペイン料理 ベジタリアン
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エリアチャンベリ
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住所
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アクセス地下鉄1号線 Ríos Rosas駅から徒歩約1分
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電話番号+34-91-5338715
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営業時間13:30-23:00
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定休日日・月曜日
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予算21~42ユーロ
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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