Krimper Cafe クリンパー カフェ

メルボルンの中心街の北の界隈。
裏路地のさらに奥へ奥へと進んで行きます。
周りに人通りも少なく「本当にこんなところにカフェがあるのか」と
思うような所にピンクの看板を見つける事ができます。

入り口の大きな木の扉は開いたままの時もありますが、
通常は閉じていてお客さんに対しては無愛想な印象を与えます。
その大きくて重い扉を開けて中をみてビックリ！
外からは想像できない位、大きなカフェが店を構えています。

カフェのど真ん中には荷物用のエレベーターを模した一画があります。
天井は梁がそのまま見えるし、壁は塗装が剥げかかったままにしてあるし、
倉庫のような雰囲気をそのまま出しています。
天井が高いので開放感があります。

ラスティックな印刷が施されたメニューは、季節ごとに料理が変わり、
いつも斬新な料理を提供してくれています。カフェ定番の料理が多いですが
品が良くてプレゼンテーションにも気を配った料理が特徴。
タルト・タタン（$15）はピーチとプラムの風味が
マスカルポーネクリームとよく合っている一品。

まさに隠れ家的カフェと言えるのではないでしょうか。
ここら辺はグラフィティ・アートが散在しているので
それらを宝探しの様に見つけながら歩くのも楽しいですよ。
フリンダース・ストリート駅からはエリザベス通りの始発路面電車（無料）に乗って
ロンズデール・ストリートで下車。そこから歩いて3分ほどです。