Kazbek Restaurant カズベクレストラン

ワールドトレードセンター前にある「カズベクレストラン」は、人気のジョージア（グルジア）料理店。ロシアでは昔から親しまれているジョージア料理ですが、こちらは有名店「カフェ・プーシキン」を運営するメゾンデロスグループが展開していることもあり、サービス・雰囲気・味ともにハイレベルなお店です。

最寄りの地下鉄駅1905年通り駅からは徒歩約15分。モスクワ川沿いにあり、対岸には、スターリン建築のセブンシスターズのひとつであるラディソンロイヤルホテルを望む好ロケーションです。

ワールドトレードセンター近くということから外国人のビジネスマンも見かけますが、週末はおしゃれなモスクワっ子で常に満席となっており、夏場（5-9月）はモスクワ川を望むテラス席が特に人気です。また週末には時折、民族音楽の生演奏も披露されます。

ジョージア料理は日本ではあまりなじみがありませんが、スパイスやナッツをふんだんに使いながらも野菜を多く取り入れており、訪れる日本人の多くの口に合う奥深い味わいです。こちらの店は多彩なメニューが自慢で、定番の各種ハチャプリ（ジョージア風ピザ、610ルーブル～）やマリネ液につけたお肉を炭火で焼いたシャシリク（710ルーブル～）、さっぱりしたヨーグルトを使用したジョージアデザートのマツォーニ（370ルーブル～）など、おしゃれな盛り付けまで楽しめる料理が揃います。

おすすめはジョージア名物の小籠包風料理、ヒンカリ（1つ100ルーブル）。スパイシーなお肉がモチモチした皮で包まれていて、フォークを使わず手でいただくと肉汁をこぼさず食べられます。また、ハチャプリは数種類ある中でも、舟の形をしたハチャプリ・アジャルスキー（610ルーブル）がイチオシ。ジョージア産のさっぱりしたチーズをふんだんに使い、卵をディップしていただく舟の形をしたピザ風パンです。

数種類のお料理を楽しむには、3名以上で訪れるとよいでしょう。飲み物はジョージアワイン「サペラヴィ」（ボトル3600ルーブル～）をぜひ試してみてください。

支払いにはカード（Visa、Master、AMEX）も問題なく使用でき、メニューも英語併記がありますので安心して利用できるのもポイントです。ドレスコードはありませんが、素敵なお店の雰囲気に合わせて少しおしゃれして訪問すると気分も上がること間違いなしです。