昔からブータン人の着道楽は有名。男性は“ゴ”、女性は“キラ”と呼ばれる着物のような衣装がブータンの伝統的な民族衣装なのですが、お祭りの時にはみな一張羅の晴れ着を着て会場に集まってきます。物によってはお爺さん、お婆さんの代や、もっと前から受け継がれている衣装もありますし、自然の染め、手織りの布で出来たゴやキラはとんでもない値がつく物もあったりします。そんな着道楽の伝統もブータンに昔から受け継がれる手織りの文化があってこそ。この織物博物館ではそのブータンの伝統的な織りを紹介しています。
メインストリートであるノルジン・ラムの北端の現在の場所に博物館が移転されたのは2013年のこと。博物館に一歩入るとすぐに目に飛び込んでくるのは巨大なお釈迦様と十六羅漢のタンカ。二階には王族に伝わる古い衣装やブータン各地の素材や織りの柄などが詳しく紹介され、実際に多くの織物が展示されています。
広場を挟んで反対側の建物内では実際に織り子さんたちが毎日機織りにいそしんでいます。ここ数年ブータンの織りの伝統は急速に失われつつあります。化繊の出来あいの生地で作られた、特徴のない画一的な柄の衣装がどんどん普及していっているのですが、この織物博物館の本当の目的は受け継がれてきた手法で、伝統的な柄や織りの手法を教え、学び、後世に引き継いでいくこと。ここは急速な近代化の中で序所に失われつつある“ブータン伝統の織り”の文化を守っていく為の場所なのです。
Bhutan Textile Museum テキスタイル・アカデミー
ブータン人の着道楽を垣間見られる博物館
- 投稿日2016/03/24
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ジャンル博物館・ミュージアム 美術館・ギャラリー
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エリアティンプー
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住所
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アクセスティンプーの時計塔広場から徒歩約15分
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電話番号+975-2-336460
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営業時間9:00-17:00
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定休日日曜日,祝日
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