ヤンゴンの中心部に位置するスーレーパゴダは、人と車のたくさん通る交差点のロータリーの真ん中にありながら、中に入ると雰囲気がガラリと変わります。俗世の喧騒が突然シャットダウンされ、静かに祈りを捧げ、ひたすら瞑想に耽る老若男女の姿がそこにあります。その差はここがミャンマー随一の都会のど真ん中であることを一瞬忘れてしまうほど。
そうかと思えば、境内のそこここには車座になっておしゃべりしてるおばさんたちや学生、カップルが寛ぐ姿もあり、祈りの場であると共に地元の憩いの場にもなっていることが見て取れます。
伝説では今から2500年ほど前に建てられたと言われていますが、今のところ有力な史料が無いので実際のところははっきりしません。しかし遠い昔からヤンゴンの玄関口に位置するパゴダとして重要な役割を果たしていた由緒ある場所であったのは確かな様です。
ロータリーを西に行くと大変賑やかな中華街、北西方面はインド人街になっています。北へ真っ直ぐ行くとヤンゴン中央駅、東にはミャンマーの秋葉原とも言われる電気街や英国植民地時代の建物が多数残るパンソーダン通り、そして南側にはやはり市民の憩いの場として賑わうマハバンドゥーラ公園があります。ヤンゴン中心部を見て歩くなら、まずはスーレーパゴダを目指すと良いと思いますよ。
パゴダに入る時には靴を脱いで下駄箱に靴を預けてください。入場料は一人5,000チャットです。入口に窓口があるのでそこで支払います。
そうそう、パゴダの外側には小さな店がたくさん並んでいるのですが、東側には占い屋さんがいくつも並んでいます。手相を見てくれたり、ミャンマー伝統の占いをしてくれます。英語が話せる占い師もいますので、見てもらってはいかがでしょう。ミャンマーの占いは結構よく当たると評判ですよ。手相は1回5000チャット、占いは7000チャットくらいが相場です。
Sule Pagoda スーレー パゴダ
TAKA
(現地旅行会社経営)
ヤンゴンの中心に位置する祈りと憩いのランドマーク
- 投稿日2015/09/29
- 更新日2019/07/29
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアヤンゴン
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住所
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アクセスヤンゴン国際空港から車で約60分
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営業時間4:00-23:00
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定休日無休
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