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現地のプロ(6人)詳細

The Refinery ザ リファイナリー

ネルソン水嶋 (ライター、ブロガー、Webディレクター)

西洋人客の多いフレンチレストラン。実はかつてのアヘン工場。

  • フランス料理がおいしい
  • 定番人気

リファイナリーの意味は、「精製」。

どうしてレストランにそのような名前をつけたのか。実はここ、フランス統治時代にアヘン工場だった建物だ。今ではリノベーションされて、主に西洋人が多く集まるオシャレなレストランとなっている。市内の主要な道路でもあるハイバーチュン通りから、アヘンの花のレリーフがあしらわれた入口をくぐると、ポッカリと中庭が広がっておりザ・リファイナリーを含めて4店舗ほどがお店を構えている。

30人ほどが収まりそうなテラス席を抜けて、店内に入る。内観はフレンチレストランといった装いで、床はコロニアル様式建築でしばしば見かけるセメントタイルが並べられている。その美しいデザインに見とれてしまうこと間違いない。ランチタイムは決まったコースがあり、こちらは19万ドン(およそ1050円)、ベトナムではかなり高めの設定だといえるだろう。内容は、マッシュルームスープとパン、フィッシュ&チップス(フレンチフライ)、紅茶(食中か食後は選べる)。客層は西洋人が多いのか、かなりのボリューム。女性一人であれば、コースではなく一品料理を注文した方がよいかもしれない。前菜、肉料理、魚料理、パスタなど、5万ドン(およそ270円)から50万ドン(2700円)と価格帯は実に幅広い。

まさに、現代ベトナムに残る「東洋のパリ」。
都会の喧騒から逃れて雰囲気に酔いたいときに、行ってみてはいかがだろうか。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。