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ホーチミン (ベトナム) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Oc Khan オック・カーン

ちぇり (フードアナリスト/美味いもんハンター)

珍しい料理を貝づくしで!!!

  • シーフードがおいしい
  • ガイドの超イチオシ!
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

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日本には1シーズンに数種類くらいしかない海の幸、貝。でもベトナムには常に10数種類以上の種類の貝があり、それぞれに何種類もの調理法があるという貝天国。その豊富な種類数を生かして、市内にはなんと貝だけでお店を成立させている貝専門店がいくつもあって、とても繁盛しています。留学やお仕事で日本に行っているベトナムの方が恋しくなるベトナム料理の上位に入るのが貝料理、とも言われていて、地元の方にとても親しまれているのですね。

料理の種類は、ザッとご紹介しただけでも、巻貝の甘酸っぱいタマリンド(甘酸っぱい自然の豆科植物のペースト)ソース炒めや巨大なマテ貝のニンニク炒め、牡蠣のチーズ焼きなどがあり、とにかくバリエーションが豊か。

いきなり変わった物に行くのは勇気が要る、という方にはハマグリのレモングラス蒸し(55,000ドン・約280円)がアサリの酒蒸しの様で食べ易くもあり、且つレモングラスの南国チックな風味もありで食べ易くておススメです。日本ではまず食べられそうにないと言う点では、巻貝のココナツミルク炒め(50,000ドン・約250円)がとてもおススメ。縦長の巻貝の細くなっている方が切り落とされているので、そこからチュッと身を吸って頂きます。貝ってこんな風にも料理できるんだ、という驚きを楽しんでもらえるかと思います。

また貝ばかりではない海産物もあり、塩衣をまとったカニの炒め物は日本人には斬新な調理法。塩は殻の外についているので身に味がしみ込んでいる訳ではないのですが、どうしても殻の仲の身を食べる時に殻部分にも口をつけるため、その際に塩味も一緒に楽しもうと言う料理。お酒好きにはたまりません。

とてもローカルなお店で、ベトナム名物の低いプラスチックの椅子に座って食べるようなお店なのに、料理に寄ってはオレンジバターソースなんかが出てくる所がフランス統治時代の名残なのかなーと思わされたり。

各料理のソースがとても美味しいので、バインミー(ここではサンドイッチでは無く、ベトナム式のフランスパンだけの事を指します)を頼んで、そのソースに浸しながら食べるのも、こちらのお店での楽しみ方。

お魚料理は殆どありませんが、その他の魚介類としてイカやタコ等の炭火グリルも実に美味しいので味わってほしい一品。

4~5人でいけばお腹いっぱい食べてビールも思う存分飲んで、大体200,000ドン(約千円)〜300,000ドン(約1500円)くらいで収まる事が多いです。場所は動物園を右手にNguyen BInh Khiem 通りを少し行くと、道の左側に「HEM25」の文字が見えたら、その左側にある袋小路に入って下さい。ほどなく行った右手にあります。

ローカルフードの中でもかなり特殊で極上に美味しい貝料理。日本にもベトナム料理のお店は数あれど、このような貝料理にはなかなか出会えないので、ぜひ現地にてお楽しみください♪

2017/06訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。