サクラベーカリーは旧国立デパート(ノミンデパート本店)から南にのびている通称サーカス通りがソウル通りとぶつかる交差点のすぐ北西にあるアットホームなお店です。
青年海外協力隊のパティシエ隊員として活動していたご主人が日本語を学んでいた地元女性(現奥様)と運命の出会いを経て、活動任期終了後、結婚しウランバートル市で2003年にオープンしました。
当時から現在に至るまで、在留邦人や日本人ツーリストはもちろん、日本通のモンゴル人、美味しいもの好きのモンゴル人や外国人ツーリストに愛されて、20席ほどの小さなお店はいつも賑わっています。
在留邦人の差し入れなどで集まった日本の漫画コレクションは本棚にぎっしり。
開店当初はカレーパンやクリームパンなど菓子パンもあつかっていたベーカリーでしたが、今では、とんかつ定食や唐揚げ定食、野菜がとろとろになるまで煮込んだ辛さにパンチがあるカツカレーなど定食メニュー(7,500MNT~8,500MNT)がメインストリームになりました。
あつあつで具だくさんの鍋焼きうどん(7,000MNT)を2人で分け合っている学生風カップルや、鍋焼きうどん+とんかつ定食などをもりもり食べているモンゴル相撲の選手?とおぼしき体格のお兄さん、小さなお子様をつれた若い夫婦など、お客さんは様々。庶民的な価格設定のおかげでモンゴル人の若い人たちでも安心して楽しく美味しいものを味わうことができるありがたいスポットなのです。
ランチタイムはいつもひしめき合うので、旅行者の方は少し時間をずらして行くことをおすすめします。10時半くらいであれば、ホットサンドのモーニングセットなどもあります。午後は2時半すぎくらいがねらい目。
ベイクドチーズケーキやシュークリーム、チョコレートケーキ、アップルタルトなどが一切れ3,000-3,500MNTでいただけるというのは、ウランバートル市内中心部という立地を考えても破格の安さ。それでいて、味は抜群ですから、人気があるのは当たり前です。
ケーキはお持ち帰りもできます。
夏のアイスコーヒー、アイスカフェオレは、氷もコーヒーが薄くならないようにコーヒーで作られてるという心配りが嬉しいです。
定食、コーヒー、ケーキをいただいたとしても、トータルで15,000MNT未満でおさまるというのは、外食メニューが高価なウランバートルでは珍しいです。
ご主人のまさるさんは、どんなに忙しいときでも、お客さんが入店してくると、にっこり満面の笑顔で「いらっしゃいませ」と挨拶してくれます。
おひとり様の初めてのお客さまにも気軽に話しかけてくれるので、相席でも居心地の悪さを感じることはありません。
常連さん達からモンゴルのディープな情報を仕入れる絶好のチャンスがサクラベーカリーには転がっています。
21世紀になってテレビ取材や映画撮影など長期にわたるロケ隊などが日本からも訪れるようになりました。モンゴルという異文化での仕事に疲れたスタッフや出演者の方々もサクラベーカリーでほっと一息、リラックスタイムを楽しんでいるのでしょう。
壁に飾られた著名な方々のサイン色紙に、そのリラックス感がにじみ出ているようです。
モンゴルに自由旅行や長期滞在で訪れる方は、ぜひ一度は味わっていただきたい故郷の雰囲気たっぷりのお店です。
【関連情報】
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所在地;ウランバートル市スフバートル区第3ホロー オス通り(通称サーカス通り
電話:+976-99813612(日本語可)
定休日;月曜日 (7月11-13日のナーダム、旧正月などは要問い合わせ)
営業時間;火-土9:00-19:30 日 9:00-16:00
人気メニュー;鍋焼きうどん(7,000MNT) ベイクドチーズケーキ3,000MNT
クレジットカード不可:
Sakura Bakery Cafe サクラベーカリー カフェ
ベーカリーとはいえ、あつあつ鍋焼きうどんなどの和食にもホッとします
- 投稿日2016/03/14
- 更新日2016/03/29
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ジャンルパン
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エリアウランバートル
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住所
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電話番号+976-11-99813612
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営業時間[火-土]9:00-19:30、 [日]9:00-16:00
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定休日月曜日
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予算12,000~13,000トゥグルグ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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