漁師の島ならでは、の魚介料理が大変人気のレストランです。静かで平和な島は猫の楽園としても知られていますが、同店の店名、シンボルは”ガットネーロ(黒猫)”。開業時にそこに居着いていた黒猫をモチーフとしていて、店の看板や食器類など、至るところに黒猫のシンボルマークが隠されています。
ヴェネツィア本島とは全く様子の異なるこの島で、ゆっくりと食事を楽しむ。夏場であれば運河沿いに並べられたテーブルでの食事は時間の経過を忘れさせてくれるほど格別なものです。
ここでのお勧めは、なんといっても地元産の魚介をたっぷり使った料理です。特にブラーノ島名物の、リゾット・アッラ・ブラネッラ(ブラーノ風リゾット/16ユーロ、注文は2人分から)は、試していただきたい一品。地元で”ゴーgò"と呼ばれるボラの仲間である小魚のブロード(だし)で仕上げた白いリゾットです。ヴェネツィアでも、この島ならではの料理としてよく知られています。
また、地元産の魚介を少しづつ味わいたい、というのであれば、アンティパストの盛り合わせ(アンティパスト・ガット・ネーロ/20ユーロ)、または、冷たい・温かい魚介の前菜を全て味わえる、前菜の試食コース(アンティパスト・デグスタツィオーネ/30ユーロ)がお勧めです。ヴェネツィア名物の干しタラのペースト、バッカラ・マンテカート、小イワシと玉ねぎのマリネ、サルデ・イン・サオル、茹でたシャコや小タコ、アサリやムール貝など、種類豊富に楽しめます。
特に後者の前菜盛り合わせは、種類が多く量もそれなりにありますので、2-3名で1人分を注文するなどすると、丁度よいでしょう。
ブラーノ島の素敵な景観も含め、わざわざ足を運んででも訪れる価値があります。特に春~秋にかけてのシーズン中は席がとれないこともありますので、予め予約を入れておいたほうがベターです。
ブラーノ島の商店などが立ち並ぶメイン通りから一本はずれた西側の運河沿い、テーブルが並びひさしが目印です。同じ通りには、店で使用している食器などを取り扱うショップもあります。
Trattoria al Gatto Nero トラットリア・アル・ガット・ネーロ
ブラーノ島のイチオシ人気店
- 投稿日2015/03/23
-
ジャンルイタリア料理
-
エリアその他/近郊
-
住所
-
電話番号+39-041-730120
-
定休日月曜日
-
予算45ユーロ~
-
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
トラットリア・アル・ガット・ネーロ周辺のおすすめグルメスポット
- トラットリア・ダ・ロマーノ
- オステリア アル ポンテ デル ディアヴォロ
- エノテカ・コヴィーノ
- オスタリア・ボッカドーロ
- オステリア・ダ・アルベルト
- アル・ヴェーチョ・カントン
- ロステリア・ディ・サンタ・マリーナ
- アイ・プロメッシ・スポーズィ
- オステリア・アル・ポルテゴ
- アンティーカ・サクレスティア