Art Gallery of Greater Victoria ビクトリア美術館

ビクトリア美術館（英語略はAGGV）は、ダウンタウンからは歩いて30分ほどかかります。お天気の良い日であればFort Streetをのんびり歩いて行くのも良いと思いますが、そうでなければバスで10分程度です。バスは2番、11番、14番など多くが頻繁に通っていますので便利です。
入場料は大人$13、学生・シニア$11、子供$2.50、5歳以下のお子さんは無料です。
美術館があるMoss Streetは、近所を散策するにも素敵なエリアです。
ビクトリア美術館はアジアの芸術品のコレクションに定評があり、日本の芸術品、美術品も沢山集められています。外にはミニ神社もあり、思わず日本かと錯覚してしまうほどです。数年後には改装が予定されていますが、歴史的な建物ですので見どころは沢山あります。
またおすすめは美術館のショップ。お土産やプレゼントに適したものや、アーティストが作ったジュエリーなどもあります。住宅地の中にある美術館なので近くにお店やレストランがないので気をつけて下さい。観光地ではクレイダ−ロック城に近いです。

また、毎年7月には美術館だけでなく、外のMoss Streetにビクトリア中のアーティストが集まるアートのイベント、Moss Street Paint-Inが行われるので7月に来られる方はチェックしてみて下さい。

ビクトリア美術館は、ローカルの方には「アートギャラリー」として親しまれています。
ダウンタウンから行くには、ベイセンターのあるフォートストリートをまっすぐ東に山を登って徒歩で20分ほどのところにあります。バスの場合は約10分で＃11か＃14が本数が多く便利。クレイダーロック城の手前で降りて、少し戻ってモスストリートに入りましょう。
クレイダーロック城の見学と同時に行かれるといいかもしれませんね。


このビクトリア美術館はダウンタウンから少し離れているためあまりメインの観光ルートに入っていないのですが、アート好きでなくてもぜひ訪問してほしいところ。
1951年にオープンしたこの美術館、アートギャラリーとしてはBC州最大の展示数（20000点）をほこります。もとは1889年に建てられたスペンサーマンションという歴史的建築物を改装して美術館としていたのですが、その後施設を増築し現在では7つのエリアに展開しています。
常設展としてビクトリア出身の有名画家エミリー・カーの作品を多数収蔵している他、現代アートが多数楽しめることでも人気。企画展もさまざまなものが展開されていますので、お楽しみに。
そして日本人にとって嬉しいのが、アジア、特に日本の作品も数多く見ることができること。日本国外でこれほど多くの日本の作品を収蔵している美術館は、ここが最大ではないかとも言われています。歌川広重、葛飾北斎などの江戸時代の有名画家の作品まで所蔵されてます！
それから中庭には盆栽のコレクションとともに日本の明治時代の神社が設置されており、それ自体を美術作品として鑑賞できてしまいます。しかしこれには「なぜここに日本の神社？！」とちょっと違和感を感じるかもしれませんね。
ギャラリーを回った後は、ミュージアムショップでお土産を買うことも忘れずに。


夏期に訪れる方は、毎年7月に開催されるMoss Street Paint In（正式名称は　TD Art Gallery Paint-In） というイベントも要チェック。
モスストリートをほぼすべて歩行者天国状態にし、毎年3万5千人以上が訪れるというこのイベントは、ビクトリア最大のアートフェスティバルです。
モスストリートの両サイドに165以上のカナダ在住アーティストのブースが並びます。絵画が多いですが、陶芸や造形など、スタイルの新旧問わずあらゆる作品をみることができます。アーティストから直接作品を購入したり、ワークショップに参加したり、デモンストレーションを見たりできるので、アート好きにとってはまたとないチャンスかも。
また、ビクトリア美術館も終日オープンハウスを行っていて、夜まで祝賀会がありますので、この機会にぜひビクトリア美術館へお越しください。

入場料は2016年現在で、大人$13、学生と65歳以上のシニアの方$11、6〜17歳が$2.5となっています。