-
エリア:
- ヨーロッパ > アルメニア > エレヴァン
-
テーマ:
- 観光地
アルメニア語はインド・ヨーロッパ語族の中で独立した言語形態を持つ言葉。日本ではほとんど知られておらず、当然のことながらアルメニア語を聞いてもアルメニア語であるということが分かる日本人もほとんどいなければ、文字を見て「これがアルメニア語だ!」と判別できる人もいないと思います。
もともとアルメニアには文字が無かったため、5世紀にメスロプ・マシュトツという人がキリスト教伝道のためにギリシア文字やシリア文字を基に文字を創造しました。ちょっと日本人にはなじみの形をしており、どちらかというと模様に見えてしまいます。もともとキリスト教伝道のために造られた文字なので、現存する古文書はキリスト教関係の文書がメインとなります。これらの古文書はアルメニアの首都・エレバンのマテナダランという古文書館に収められ、その一部が一般に公開されています。
