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旅のアラカルト

~究極のエコツアー<北極・南極>をはじめ、アイディアあふれる企画で楽しむ南米、ヨーロッパのこだわり旅行を手配します。~

南極・北極の旅「ポーラクルーズ」
究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
プロフィール

ニックネーム:
ペンギン
居住地:
東京都
会社名:
株式会社トライウェルインターナショナル
会社英字名:
TRYWELL INTERNATIONAL
会社所在地:
東京都
会社電話番号:
03-5439-6267
業種:
旅行業
自己紹介:
北極・南極クルーズおよび南極点フライトをはじめ、手配旅行を手がける?トライウェルインターナショナルの編集担当です。
究極のエコツアーともいうべき、北極・南極の魅力をはじめ、南米、ヨーロッパ、アメリカなどの各地へ、ちょっと変わったアイディアで味わい深い旅をご提案しています。当社のノウハウを活用して、ひと味違ったオリジナルの旅を楽しんでください。

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地球の底、南極点に立つ! 〜南極点フライト体験記〜

2009/05/18 12:55
南極大陸
エリア:
  • 北極・南極 > 南極
テーマ:
  • その他
一生に一度は行ってみたい究極の旅、地球の極<南極点>ヘ! そこはもはや、限られた人たちだけの世界ではない。今まで想像もしえなかった南極点がさらに身近な旅へと変わっているのだ。輸送機に乗り込む。機体が大陸に車輪を下ろしたと同時に後方の大きな扉が開いた。初めて見る大陸は、すばらしい青空とその向こうに広がる雪を頂く山々が目に飛び込んできた。 その一瞬、自分が映画の中に飛び込んだような気分にさせてくれた感動は今も忘れない。

■ 南極点フライトの拠点となるチリ・ブンタアレーナス

丘から眺めた町の様子

南極フライト出発の数日前にブンタアレーナスへ入る。南極フライトのツアーでは、事前に参加者全員を集めての説明会があるため、最低出発の2日前に現地にいる必要がある。説明会では、南極旅行のさまざまな注意事項のほか防寒服やブーツなどの試着など、完全なる装備の準備をする。スタッフに荷物を細かく点検してもらい、荷物の重量を確認する(重量制限あり)。こうした作業をしていくうちに、南極へ行く心の準備も整うのだ。

博物(左)とレストラン(右)

せっかくチリまで来たのだから、観光やグルメも楽しもう。当時の大富豪ホセ・メンデスの邸宅を改造した博物館(写真上左)では19世紀後半のプンタ・アレーナス全盛期の栄華を知ることができる。町の中心にある郵便局では、ペンギンの切手や南極の切手などを販売しているので、ぜひ入手したい。海岸近くのレストラン「ブロッコリー」(写真上右)は海鮮料理などがおすすめ。特に魚料理、サーモンが美味。近くにはほかにも美味しいレストランがいくつもあり、お値段もお手ごろ。

■ ペンギン島も、雄大な国立公園も!自由がきく手配旅行がおすすめ

マゼランベンギン島/パイネ国立公園

手配旅行なら時間もあるので、もっと自由に楽しめる。ここでの見どころは、プンタアレーナスから船で行く 「 マゼランペンギン島 」 だ。片道約2時間。無数のペンギンコロニーの楽園で、ペンギンたちのかわいい姿をウォッチングしよう。また車で約120Km、約3時間、南パタゴニアに位置する 「 トーレス・デル・パイネ国立公園 」 もおすすめ。氷河の侵食でできた奇峰や澄んだ湖、草原地帯から森林、そして切り立った峰など、変化に富んだ風景が楽しめる。

■ いよいよ南極大陸へ!

機内の様子/南極大陸に降り立つ

私達を運んでくれるのがイルーシン ロシアの飛行機である。貨物輸送機はまずは荷物が優先。私たちは機体側にスチール製のいすに薄い革張りのシンプルな座席。これから4時間のフライト。機内食はガイド達やメカのスタッフによる手作りサンドイッチだ。

着陸と同時に後方の扉が開くと雪をかぶった山々と透き通った青空が突然顔を出した。南極大陸だ!とうとう自分の足で南極大陸に降り立つ! 「 やった!! 」 。外気マイナス8度、 風なし、最高の天気だ。 約1キロ弱、「 パトリオットヒルズキャンプ 」 まで歩く。

■ 南極の拠点、パトリオットヒルズキャンプ

パトリオットヒルズキャンプ/メインテント

標高800m、ホーシューバレー裾野に広がる 「 パトリオットヒルズキャンプ 」 が南極大陸の旅の拠点。まずはメインテント(食堂・ミーティング場所)で、これからの南極点への諸注意などの説明を伺う。ここで出される献立は国際色豊かなメニュー。サラダ&サーモン、オリーブ、ベィクトポテト、ポークのほかに、日本人の為のスペシャルメニューとしてサーモン&アボガド入りのり巻きとカレーも用意されていた。豪華な食事ではないが、心のこもった味付けで、限られた食材の中でも味は美味。

■ 待望の南極点へ!米国アムンゼン・スコット基地に到着

上空からの眺め/南極点記念ポール前

天候良好、外気8度、午後6時、いよいよ南極点へ出発だ!ツインオッターに乗り込み、これから約6時間半のフライト。上空からの眺めは圧巻!途中、給油して米国アムンゼン・スコット基地に到着。南極点を示す12カ国の国旗が見える。南極点記念ポール前で記念撮影。感無量・・・。外気マイナス26度 快晴。

アムンゼン・スコット基地/12カ国の国旗

ガイドの案内で施設内へ。施設内のキッチンでウエルカムドリンクとクッキーをいただく。この施設は150名の宿泊施設があり、現在では260名が夏の期間働いている。ここでは水耕栽培による野菜やハーブなどの自給自足も行われている。

南極点のさまざまな施設/50年前の基地

この施設のほか、広大な白い大陸には、さまざまな施設が点在し、約160名もの人が働いている。以前のドームは厚い雪に埋まりつつあった 50年前の基地はすでに地下8mに埋まっているそうだ。

南極点滞在期間は約3時間半。けれども南極点の澄みきった空気が身体中を浄化してくれたような、すがすがしい気分だ。

■ 快適テントに宿泊、ブリザードも経験!

二人用のテント/雪上車

パトリオットヒルズ日帰りで戻ると後は天候次第でプンタアレーナスへ戻る飛行機を待つばかり。ゆっくり、あせらず自然にまかせることに。限られた時間を思う存分楽しむ。 私の泊まった二人用のテント内には、なんと2段のマットレスと枕、小さなテーブルと椅子、シーツもピローケースも付いている!トイレ用テントが別にあり、内部も広く清潔だ。

雪上車 これに乗り近くの山々などにエクスカーション。上車に乗り約40分程で1993年に墜落したDC-6機見学。翼のみ顔を覗かせている。運良くパイロットは脱出、けが人無し。

天候が変化する兆し/ブリザード

そうこうしているうち、天候が変化してきた。やがてひどいブリザードに!体感温度マイナス25-30度?

大陸での滞在が7日間の予定が気候状況により12日間となった。思う存分さまざまな大陸の姿を見せてもらった。自然の中での不思議体験も味わうことができた。この厳しい自然を知り尽くしているエキスパートスタッフ達は、皆何かを超越していて、だれもが謙虚であり素直な心を持った暖かい人たちばかりであった。自然を知るばかりでなく、それぞれお国柄がでている参加者達のピュープルウォッチや交流も楽しい思い出となった。
タグ:
南極大陸
南極点フライト
アドベンチャー
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◎南極点フライト6・7日間の旅(体力レベル1〜2:初級者・一般向け)
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