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エリア:
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テーマ:
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氷河は自然が生み出す見事な芸術作品
南極の素晴らしさはテレビでも見ることができますが、実際にその場に行くと映像では味わえない感動があります。それは人生観が変わってしまうほどに強烈なものです。参加された方たちに感想を伺うと、1回のクルーズに必ず一つハイライトが待っている、と言います。私自身、南極で奇跡のような感動を味わいました。
船のすぐそばまでやってきて遊ぶザトウクジラ
それは南極クルーズの際、天候不順のために上陸を断念した時のこと。皆ががっかりしていたまさにその時、船のすぐ近くに3頭のザトウクジラが現れ、交互にブリーチング(水面上に高くジャンプすること)を始めたのです。船内は一気に活気づき、極地のスペシャリストの探検リーダーでさえ 「 Oh my god! 」 と叫び、我を忘れて喜ぶほど。ザトウクジラは、約40分間も私たちを楽しませ、スッと姿を消していきました。それはまるで、私たちの沈んでいた気持ちを察して、姿を現してくれたようでした。
氷河が創る白の世界は圧倒的な迫力です
また、今でも強烈に覚えているのは、はじめて南極へ行ったときのこと。ウスワイア沖のドレーク海峡で、2日間にわたり船がものすごく揺れ、まるでジェットコースターに乗っているような感じでした。船酔いと運のなさにぐったりしていると突然、さっきまでの揺れが嘘のように波が収まってきました。そこでカンパンに出てみると、そこには巨大な氷河が!視界を覆うほどの白い世界、南極大陸に近づいたのです。まるで異次元に飛び込んだような、不思議な感動でした。
ペンギンたちのコロニーに接近!天然のペンギン、美しいでしょう?
南極圏に入ると、何もかもが澄み渡っています。空気や風に臭いがありません。チリがないので吐く息が白くならない。菌がないので風邪はひきません。そして身体が浄化されていくのがわかります。素晴らしい風景とそこで活きる命、奇跡のような出合いとともに、不思議なエネルギーが身体中にみなぎり、ここが特別な場所であり、究極のパワースポットなのだと感じることができるのです。
不思議なエネルギーが流れる南極は、究極のパワースポット
≪11月から3月までが南極旅行のハイシーズン≫
南極半島が夏期になる11月から3月までが南極旅行のハイシーズンなので、年末年始を利用して行く方が目立ちます。船には定員数がありますので、なるべくお早目のご予約をおすすめします。また、どうせ行くなら期間限定の特別料金や日本人スタッフが乗船しているコースなど、お得なツアーがオススメです。
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