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オークランド (ニュージーランド) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

One Tree Hill ワン・トゥリー・ヒル

外山 みのる (個人ガイド、園芸植物生産、園芸を学ぶ専門学生)

春は桜が咲き誇る芝生の公園。羊と写真が撮れるかも!?

  • 観光おすすめ
  • 定番人気

オークランド中心部から車でわずか15分ほど南に抜けると、オークランド近郊ではおそらくもっとも有名な観光スポット、ワン・トゥリー・ヒルの小高い丘が見えてきます。マウント・イーデンと同じく約50残る死火山の一つで、標高は183メートル。かつてはマオリ族も暮らしていたこの土地を公園としたのは1901年のこと。100年以上の歴史をもつ公園は広々とした芝生に覆われ、頂上にはマオリ族への敬意を表した大きなモニュメントが建てられています。

頂上へ続くなだらかな斜面は牧草地になっていて、公園内ですが今でも羊が放牧されています。間近でかわいらしい羊たちを見ることができるまたとないチャンスです。さらに近くに寄ってみたいという方は、牧草地の中を歩いて登ってみましょう。実はゲートもなく、自由に出入りできるんですよ。子羊がみられる春(8月~10月ごろ)なら、ひょっとしたらかわいらしい子羊とシティの景色をセットにした“これぞニュージーランド”な記念写真が撮れるかもしれませんね。

また、季節を通じて様々な花を楽しむことができるのもワン・トゥリー・ヒルの見どころの一つ。特に日本人に欠かせない桜がたくさん植えられた場所があり、春にはピクニックシートを広げた大勢の花見客でにぎわいます。でもアルコールは禁止なので、ジュースで乾杯しましょうね。

アクセスは大きく2通りあり、シティ中心部から市営のバスで約30分、電車ならグリーンレーン駅下車徒歩20分です。ワン・トゥリー・ヒルというのは丘の部分のみの名前で、桜のある周囲の公園は正確にはコーンウォール・パークと呼ばれています。混乱のもとにもなりかねないので、お間違いなく。

グルービー 美子 (トラベルフォトライター)

360度のパノラマ美景とかわいい羊たちに会える!

  • 自然散策おすすめ
  • 地元っ子に人気

オークランド市内に50以上ある死火山のひとつである標高183mのワン・トゥリー・ヒル。オークランド中心部の南8kmほどの場所にあり、車なら約10分、バスか鉄道を使えば最寄りのバス停もしくは駅から徒歩も含めて約30分で到着します。

そんな都市部のすぐそばにありながら大自然の中に迷い込んだかのような雰囲気が味わえるのがワン・トゥリー・ヒルの特長。山麓にはコーンウォールパークと呼ばれるオークランド市内最大の公園が広がり、散歩やジョギング、ピクニックなどが楽しめる市民の憩いの場となっています。現存するオークランド最古の建物である1841年建造のアカシアコテージ、プラネタリウムを併設するスタードーム天文台も見どころです。

園内には四季折々の花が咲き、春(9~10月)には桜が満開になります。桜祭りも開催されるので、この時期にオークランドを訪れたら日本とはひと味違うお花見を体験しましょう。BBQコンロの設備もあり、空いていれば旅行者でも自由に使えます。ニュージーランドの人たちはとにかくBBQが大好き。夏の週末にはBBQコンロの順番待ちができるほどです。

ワン・トゥリー・ヒルにはその名の通り山頂に1本の木が生えていましたが、倒木の恐れがあったため2000年に切り倒されました。現在はオークランド市の創設者であるジョン・ローガン・キャンベル卿がマオリへの敬意を表すために建てた高さ33mの塔がそびえ、この塔を中心とした展望台から360度のパノラマ風景を望むことができます。山頂は風が強いことが多いので、夏でもウインドブレーカーを用意すると重宝します。

もうひとつ、ワン・トゥリー・ヒルで見逃せないのが園内で放牧されている羊たち。“ニュージーランドといえば羊”というイメージですが、オークランド市内ではなかなか見ることができないため、ここは貴重な場所といえます。8~10月頃には愛らしい子羊たちの姿が心を和ませてくれます。

長らく木がない状態が続いてきたワン・トゥリー・ヒルですが、2016年中に数本の木が植えられることが決定しました。新しい木がどのように育っていくのかを確認しに訪れるのも今後のお楽しみです。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。