Cafe Papeneiland カフェ パーペンアイランド

アムステルダムの繁華街から北にやや離れた住宅地の一角にあるカフェ。近所の住民がおしゃべりをしにやってくるような小さな間口のお店です。ところが、クリントン元米大統領がこの店名物のアップルパイを食べに来て以来、状況は一変。大統領にあやかろうと、多数のアメリカ人観光客がこの店を訪れるようになりました。

リンゴがいっぱい入ったパイはもちろんこの店特製。他にスイートらしいメニューはなく、地元の人は乾き物のおつまみでビールを飲むだけですから、まさにこのパイが店の命運をかけているといっても過言ではないでしょう。

お味の方は日本で繊細なケーキやパイを食べている私たちにとっては、ものすごく美味しいと感じられないのが残念ですが、隣に座っていたアメリカ人家族のお嬢さん2人が本当に嬉しそうに食べていたのが印象深いです。店内にはデルフト焼の暖炉など、古くからの民家の風情が感じられますし、街から少々遠いですが、立ち寄って見る価値はありそうです。

お店へのアクセスは、トラム3番でLindengracht下車。そこから約10分歩きます。