地元の人に愛される庶民的な餃子店。店内は明るくて開放的。一階では職人さんの手さばきも見られます。
焼き餃子の「锅贴(グオティエ)」もありますが、基本は水餃子。餡の種類を指定して注文します。イチオシは豚肉と白菜の「猪肉大白菜(ジューロウダーバイツァイ)」。また、「芹菜(チンツァイ)」(セロリ)や「扁豆(ビエンドウ)」(インゲン)などもこちらでは定番です。北京っ子が好きな「茴香(ホイシァン)」(フェンネルの葉)も、クセの強い野菜が好きな人なら気に入るのでは?牛肉や羊肉の餡もよく食べられていて、「胡萝卜(フゥルオボ)」(ニンジン)との組み合わせが定番。野菜ものなら、「韮菜鸡蛋(ジウツァイジーダン)」(ニラと卵)や炒めたトマトと卵入りの「西红柿鸡蛋(シーホンシィジーダン)」はいかがでしょう?
こちらの餃子にはニンニクが入っていないので、匂いが気になる方でも安心です。ニンニク好きの方は、北京っ子にならってテーブルの上にある生ニンニクを丸かじりしてくださいね。
ところで、注文時に注意してほしいことが一つ。餃子は重さで注文します。単位は「一両(イーリァン)」(両は50g)で、6元~10元くらい。でもこれ、出来上がりの餃子ではなく、小麦粉の重さなんです。出来上がりを想像して注文すると山盛りの餃子が出てきますので、くれぐれも要注意。一両で餃子5~6個が目安で、二両から注文可。女性なら二両、男性でも三両も食べればお腹いっぱい。ただし、「锅贴」は重さではなく一皿ずつ注文します。
そうそう、餃子はおかずではなく主食です。ご飯を注文するとびっくりされますのでご注意を。一品料理も数多く揃っているので、あれこれ頼んで餃子で締めるというのもありです。餃子メインなら、ニンニクをきかせたタレでほうれん草と燻製した豆腐の細切り、ピーナッツなどを和えた前菜「惠丰拌菜(フイフォンバンツァイ)」(22元)を合わせてどうぞ。
Hui feng jiao zi lou 恵豊餃子楼 フェイフォンジャオズーロー
勝又 あや子
(フードコラムニスト)
古き良き北京の雰囲気の残るエリアで、地元っ子に交じって餃子に舌鼓
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル北京料理 ファーストフード
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エリア西城
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住所
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電話番号+86-10-66165814
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営業時間11:00-14:00、17:00-22:00
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定休日無休
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予算平均予算 60元
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