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北京 (中国) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Hu die quan bin guan zhong can ting 蝴蝶泉賓館中餐庁(大理白族自治州駐京弁餐庁) フゥーディエビングァンヂォンツァンティン

勝又 あや子 (フードコラムニスト)

食通たちが「北京一」と太鼓判を押す本場の味

  • 雲南料理がおいしい
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

雲南省大理白(ペー)族自治州の北京駐在事務所兼ホテルに併設されたレストランです。ホテル入口から奥に進むと、民族衣装を着た店員さんがお出迎え。雲南気分が盛り上がります。

前菜は雲南産山菜の盛り合わせ「鸡足山野菜双拼(ジズーシャンイェツァイシュワンピン)」(38元)や、雲南チーズを使った「乳品双拼(ルーピンシュワンピン)」(22元)を。雲南チーズは、カッテージチーズを焼いたような「乳饼(ルービン)」と薄く延ばしたチーズを揚げてバラのジャムを詰めた「乳扇(ルーシャン)」の盛り合わせです。

お値段は張りますが、せっかくなので雲南産キノコを使った料理も楽しみたいところ。しわの寄った細身のピーマン、百合根とポルチーニを炒めた「皱椒百合牛肝菌(ジョウジァオバイハーニウガンジュン)」(268元)は、ポルチーニたっぷりで贅沢気分を味わえます。

炒めもののおススメは「黑红三剁双拼(ヘイホンサンドゥオシュワンピン)」(56元)。「黑三剁」と「红三剁」はどちらも豚ひき肉を使った炒めもので、「黑三剁」は豚ひき肉と雲南の漬物(黒)、尖椒というシシトウのような野菜、「红三剁」は豚ひき肉とトマト(赤)、尖椒が使われています。

スープはぜひ「汽锅鸡(チーグオジー)」(大で168元、一人分なら28元)を。「竹荪(ジュースン)」(キヌガサタケ)や「三七(サンチー)」という生薬が入ったものなど数種類の中からお好みで。独特の鍋を使って、水を入れず蒸す時の蒸気を使って作るスープで、濃厚ながらも雑味のないクリアな味わいです。

シメは雲南独特のライスヌードル「过桥米线(グオチァオミーシェン)」(46元)を。「过桥米线」は「橋を渡る米線(ライスヌードル)」という意味。湖の小島で科挙の勉強に励む夫のために、妻が鶏油の保温効果を利用してスープが冷めないように工夫し、橋を渡って届けたことからこの名前があります。鶏スープに加えて雲南ハムなど様々な風味が加わり、複雑で味わい深い一品です。

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