サバ州立博物館はコタキナバル市があるマレーシア・サバ州の歴史、民族文化、自然を紹介するコタキナバルで唯一の総合博物館です。入場料はひとり15リンギット。
館内に入るとまず目を惹くのは大きなクジラの骨格標本。以前ガヤ島に打ち上げられたニタリクジラが立派な標本として保存されています。
クジラに向かって左手はサバ州の多様な先住民族文化を紹介するコーナー。各民族の伝統衣装や装飾、農具、伝統楽器など、ボルネオ島の文化に興味のある方にはたまらない展示品が集められています。
反対側の右手は歴史コーナーで、先史時代からスルタン統治時代、イギリス植民地時代、日本軍統治時代、マラヤ連邦独立、サバ州独立、マレーシアの建国までの資料や展示がまとめられています。展示には英語とマレー語での解説付き。
日本語を話せるスタッフはいませんが、チケットを買ったらあとは各自のペースで館内を回るだけなので、英語の勉強だと思ってぜひじっくり解説を読んでみて下さい。
2階に上がるとフロアの半分は自然史コーナーで動物や昆虫の標本展示があります。もう半分は古くから海を越えてサバ州に渡ってきた陶磁器の展示コーナーです。
敷地内の屋外エリアには伝統家屋を再現したエリアもあり、伝統家屋の中に実際に入ることができます。一部の伝統家屋の中では先住民族の手工芸品の販売も行われています。
博物館入口前のミュージアムショップではサバ州のお土産が売られており、サバ州関連の書籍、図鑑などの品揃えはなかなかの充実ぶり。
屋外エリアも含めるとかなり広く、ざっと見るだけでも最低2時間は欲しいところ。じっくり回ると半日あっても足りないくらいの充実の内容です。
サバ州立博物館はコタキナバルの中心部、センターポイントから車で10分程度と少し離れた場所にあります。徒歩で行くのは厳しいので、タクシーを利用して帰りも迎えに来てもらうか、Grabを利用するのがおすすめです。
Sabah State Museum サバ州立博物館
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サバ州のすべてが分かります!
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サバ州のことを知りたければまず博物館へ行きましょう!入館料がRM5と安く展示物も充実しています。併設しているお土産屋さんにはボルネオらしい品物が数多く売っていて、日本へのお土産はここでそろえられます。
博物館の一番の見所は「首狩り族」歴史コーナーです。ボルネオ島にはほんの100年ほど前まで首狩り族が住んでいて、家の軒先に狩った首を吊るしていました。実際使われた刀も展示されていて非常に興味深いです。
サバ州の民族衣装のコーナーはとてもユニークです。サバ州には30を越える民族が暮らしていると言われていて、代表的なのが「ドゥスン族」「カダザン族」「ムルット族」「バジャウ族」などです。戦闘服っぽいムルット族やカラフルなバジャウ族の衣装が印象的です。
サバ州の歴史コーナーでは、イギリス統治時代や日本統治時代の歴史が細かく説明されています。自然を紹介するコーナーでは、熱帯雨林の仕組みやそこに生息する動物たちの剥製など見所満載です!田舎の生活ぶり、陶磁器のコーナーなどもあります。
博物館の外には伝統家屋が実物大で再現してある村があり、竹やロタンなど森の恵みを使って自然とともに生活してきたことがよく分かります。実際家の中に入ることもでき、いい写真がたくさん撮影できますので忘れずに訪れてください。
コタキナバル中心地から車で10分、タクシーを使って行くことをおすすめします。
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリアコタキナバルその他
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住所
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アクセスコタキナバル国際空港から車で約10分
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電話番号+60-88-225033
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営業時間9:00-17:00
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定休日無休
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予算外国人観光客 15リンギット
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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