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コタキナバル (マレーシア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

今村 志帆 (ツアーガイド、コーディネーター、ライター)

イギリス植民地時代にタイムスリップ! 蒸気機関車で車窓の旅を楽しもう

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今から100年以上前、イギリスの植民地時代にボルネオ内陸のテノムの街から港へと農作物などを運ぶために作られた北ボルネオ鉄道。
マレーシア建国後、鉄道はサバ州に移管され、今ではサバ州立鉄道と名前を変えて毎日ディーゼル機関車が運行しています。
その線路の一部区間を利用し、植民地時代の蒸気機関車を観光列車として復活させたのが現在の「北ボルネオ鉄道」です。

北ボルネオ鉄道ツアーは毎週水曜日と土曜日の催行。
コタキナバル中心部よりタクシーで10分程度のタンジュンアル駅からの出発です。

午前10時にタンジュンアル駅を出発して、途中キナルート駅で停車。
駅の隣の寺院または駅前の古い商店街を見学したのち、折り返し地点のパパール駅へ。
パパール駅で1時間の自由時間を過ごして、帰りは車内で昼食を食べながらタンジュンアル駅へ戻る、という所要時間4〜5時間程度のツアーになります。

車内ではサファリ風のユニフォームに身を包んだ乗務員の方がお茶や食事をサーブしてくれたり、
受付時に渡される乗車パスポートに駅ごとのスタンプを押しに来てくれたりします。
地元の人たちの暮らしや海沿いの風景、マングローブの林やトンネルを抜けたりと、車窓の景色は乗客を飽きさせません。

また、キナルート駅での途中下車で見学できる極彩色の中国寺院や、パパール駅のローカル市場などもこの鉄道ツアーの見所です。
案内は全て英語になりますので、途中下車時の出発時間だけはきちんと確認して列車を離れてくださいね。

ローカル線と違い乗車には予約が必要です。
駅ではチケットは買えないので、マジェランステラ内にある北ボルネオ鉄道のオフィス、または旅行代理店を通じて予約します。
料金は大人も子供も358.50リンギット(2018年現在。北ボルネオ鉄道のオフィスでの直接予約、送迎なしの場合。食事込み。3歳以下は無料)。

なお、古い機関車なので急な故障でツアーが中止になったり、途中で止まってしまって戻りが大幅に遅れたりすることも。
スケジュールには余裕をもって申し込まれることをおすすめします。

2014/05訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。