Lantaw Floating Native Restaurant ランタウ・フローティング・ネイティブ・レストラン

セブ島在住者である筆者が、セブ島を訪れた人に是非とも足を運んでもらいたいレストラン、
それが今回ご紹介する『ランタウ・フローティング・ネイティブ・レストラン(Lantaw Floating Native Restaurant)』です。

このレストランの最大の魅力は「海の上に浮かんでいるレストラン」というその立地と雰囲気の良さです。
場所はマクタンセブ国際空港のあるマクタン島南端、コルドバという地域。道路状況によりますが空港からはタクシーで約40分、セブ市内からは約70分です。
ランタウのすぐ横には、別の記事でご紹介している『10,000 Roses Cafe & More』があるので、合わせて訪れることをおすすめします。

水上に浮かんでいるレストラン（フローティングレストラン）であるランタウは、屋根のない開放的な座席エリアと屋根付きのエリアの二つのタイプの席があります。
いずれの席からも、夕暮れ時には素晴らしい夕焼けを、日没後は海を挟んだ向こう側に見えるセブ島の夜景を楽しむことができます。
天気の良い週末は、多くのお客さんで常に満席となっていますので、事前に電話予約をしておきたいですね。

料理は本格的なフィリピン料理で、完成度の高い味をお値打ち価格で味わうことができます。
筆者が特におすすめしたいのは、新鮮な食材を使用しているシーフード料理。
中でも「Tuna Belly（ツナ・ベリー）」（315ペソ）は格別ですね。
脂のしっかりのったマグロに醤油ベースのソースを加えて焼いた料理ですが、味・食感ともに最高です。
口の中へ入れた感覚としては魚というより肉に近いですね。とてもジューシーでライスにもビールにも合いますよ。

また、ランタウでは「Talaba（タラバ）」（190ペソ）と呼ばれるオイスター（カキ）を生で食べることができます。
日本のものに比べて身はやや小ぶりですが、生食できることに感動してしまいます。
その他のメニューも美味しいので、気になるものがあったらトライしてみてくださいね。

ライスとともにガッツリ食事を楽しむもよし、美味しい料理をビール等のアルコール類で楽しむもよし。
雰囲気の良い水上レストランで、旅の思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。
なお、会計の際はクレジットカードでの支払いが可能です。

マクタン島の南「Cordova　コルドバ」という地域にあり、
交通の便が悪いにも関わらず、週末ともなると人＆車の行列ができるほど。
伝統的なフィリピン料理が良心的な値段で楽しめます。

まず、ツーリストにとって非常に嬉しいポイントがひとつ！
メニューの写真がとても豊富です。
フィリピン料理って、聞きなれない単語が意外と出てくるものです。
「Manok マノック」（鶏）、「Pata　パタ」（豚足）、「Buko　ブコ」（ココナッツ）
など、そのままメニューに使われていることも多いので、
英語の補足があるものの「ピンとこない・・・」というケースも多いでしょう。
写真があれば食欲もそそられますし、味やボリュームもイメージできますよね。

お値段も良心的です。
特製スープ、鶏のグリル、海老のガーリック炒めなどの人気メニューは
ほとんどが1皿200ペソ程度、ビールが1本49ペソです。
3リットルのビールタワー（265ペソ）もあるので、
グループでのパーティに是非どうぞ。
フィリピン版かき氷のハロハロ（95ペソ）や
バナナ揚げ（110ペソ）のお試しもお忘れなく。

広い店内が満席なのにも関わらずお料理が出てくるのも早めで、
これはセブではなかなか珍しいことです。

何と言っても一番のポイントはその雰囲気。
海の上に浮かんでいるので、
海風と心地よい揺れを感じながら食事を楽しむことができます。
美しいサンセットのあとは、対岸のセブシティの夜景を眺めることができ、
食後もビールやカクテルをいただきながらまったりとくつろげますね。

難点は、車が絶対に必要なこと。
店のまわりにタクシーがいないので、
タクシーで行く場合には、帰りの足も確保してください。

※価格は2014年5月現在のもので、変更となる可能性があります。