Duangtawan Hotel Chiang Mai ドゥアンタワン ホテル チェンマイ

2015年、タイの大手ホテルグループ「Centara Hotels and Resorts」から独立した大型ホテルが、こちらドゥアンタワン ホテル チェンマイです。遠くにいても分かるくらいの高さ、24階建てを誇ります。夜は特に目立ちます。ホテルの最上階部分に、赤いネオンで「Duangtawan Hotel」の文字が光ります。

立地はとてもよく、ナイトバザールのすぐそば。メイン通りからは十数歩(約100mほど)入るだけでホテルに着きます。

外観は結構な年季が入っています。昔ながらの老舗といったところでしょうか。天井がそこまで高くないので、開放感は感じられませんが、ロビーが広いので、あまり気になりません。エレベーターは昔の造りで、ホテルの歴史を感じます。

ロビーで気になったのが、中国人の大型団体宿泊客が多いこと。その日によるのかもしれませんが、別のホテルも一緒に回った時、他のホテルはここまで多くなかったです。客室数が多い、安い、最上階にSunflower Chinese Restaurantという中華料理レストランが入っている、これら3拍子が主な理由だと思います。

客室もやはり古いです。リノベーション(改装工事)は行われていたような感じがしましたが、それでも古さを感じます。家具や水周りは特に顕著に現れます。シャワーも壁にくっついているタイプで、使い勝手は良くありません。水垢も目立っていました。あと、1番気になったのがシャワールームの天井です。古いベースにただ新しいペンキを塗っただけ、といった感じを受けました。ところどころ、しっかり塗られていない箇所があり、それも目立ちます。バスタブとシャワーブースが分かれている点が、良かったです。水の出は悪くなかったです。

屋外プールは、チェンマイのホテルの中ではかなり大きい方です。L字型になっているので、余計広く感じます。

最上階のSunflower Chinese Restaurantからは、夜、ライトアップされたドイステープ寺院が綺麗に見えるそうです。

安さと立地条件、この2つだけしか求めないのであれば、問題はないです。しかし、ホテルの清潔さやファシリティー(設備や施設)、ホスピタリティーを求めるのであれば、避けた方がいいと思います。