旧市街を囲むお堀通りの北側の玄関口・チャーンプアック門は、ドイ・ステープへ向かうソンテウ(乗り合いタクシー)の発着場として観光客には「交通の要衝」としておなじみです。日が暮れると、昼間にはなかったチャーンプアック門向かいの広場(広め歩道)にまばゆい灯りの屋台が林立し、外国人観光客や地元客で大変な賑わいを見せます。
こちらの名物屋台といえば、テンガロンハットの女将さんが看板の「カオカームー」(豚足煮込みご飯)屋台でしょう。有名旅行サイトのレストラン部門ランキングで常連の上位となるほどの人気店で、遠方からリピータが足を運びます。「カオカームー」(50バーツ)はトロトロに煮込んだ豚足が絶品。中国の代表的なミックススパイス、五香粉(ウーシャンフェン)を効かせて香り高く仕上げてあり、やや少なめのボリュームなのでアッという間にペロリと一皿平らげてしまうでしょう。
この屋台街の中で特に賑わっているのは、店専用のテーブルを用意して、一般的なレストランを凌ぐほど充実したメニューを誇る「大型屋台」です。渡されたメニューブックは一般的なレストランでもここまで充実していないのでは? と思うぐらい豊富な選択肢があり、写真つき、英語/中国語併記でわかりやすいです。客席の前には新鮮な食材がズラリ並んでいて、素材と調理法を指定して注文することもできます。場所がら屋台のひとたちは外国人慣れしていますので、シンプルな英単語を並べればなんとか通じます。ぜひチャレンジしてみましょう。
タイ料理の定番メニュー「グリーンカレー」(60バーツ)を注文してみると、産地直送の野菜とハーブがたっぷり使われていて、ひときわ香りも色彩も鮮やか。本場素材を惜しげもなく使えば、食べ慣れたタイ料理メニューも別格といっていいおいしさになるんですね。
食後には、珍しい南国フルーツをミックスした「スムージー」(35バーツ)はいかがでしょう。チェンマイではジュースに旬の果物しか使わないので、どんなフルーツが賞味できるかは訪れたときのお楽しみ!
屋台というと「お手軽なB級グルメ」という先入観があると思いますが、この屋台街ではちょっと贅沢な気分を味わえる「屋外レストラン」という雰囲気です。お堀通りを行き交うソンテウ(乗り合いタクシー)やトゥクトゥク(三輪タクシー)を眺めながら、チェンマイの夜を満喫してください。
クレジットカード使用不可。
アクセスはターペー門からソンテウ5分目安(徒歩20分)。チャーンプアック門から通りを渡った北側に屋台街が並んでいます。
Chang Phuak Gate Night Market チャーンプアック門屋台街
Tui☆
(レストラン経営)
屋台の常識が変わる!? 充実メニューの「大型屋台」に世界中からリピータが通う「老舗屋台」も
- 投稿日2019/10/21
2019/10訪問
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ジャンルタイ料理
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エリアチャン プアック
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住所
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アクセスターペー門から車で約5分 または徒歩20分
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営業時間17:00-24:00
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定休日無休
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予算平均予算 85バーツ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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