チェンマイに来たらやっぱり郷土料理を食べたいところ。一般に「タイ料理」というとグリーンカレーやトムヤムクンなどを思い浮かべるが、タイ北部料理はバンコクとはまた全然違う種類がある。北部料理の特徴は、ほとんどココナッツミルクを使わないこと。派手さはないが、毎日食べても飽きのこない味といえる。
北部料理のレパートリーが豊富なのが、創業約50年の「フアンペン」。旧市街の中にあるので行きやすいし、北部を代表する料理から家庭的なものまでいろいろな味を楽しむことができる。
定番の北部料理といえば、豚肉を生姜で煮込んだミャンマー風の「ゲーンハンレー」、ピリッと辛いハーブソーセージ「サイウア」、野菜ディップの「ナムプリック・オン」(ミートソース風)と唐辛子ペーストの「ナムプリック・ヌム」。これらはビールのつまみにも良いし、もち米との相性も抜群だ。辛いのが好きな人は、スパイスがきいた豚挽き肉の炒めもの「ラープ」、鶏肉のスープ「ヤムジン・ガイ」がオススメ。また、お馴染みチェンマイ名物のカレーラーメン「カオソーイ」もある。どれも少量なので何品か注文したい。
この店は午前~夕方までで、夜になるとその横のレストランがオープンする。こちらは息子が運営していて、アンティーク家具で飾られた店内は雰囲気が良く、盛り付けも上品(量は少な目)。おふくろの味だったら昼間の店、ちょっとおしゃれに……という時は夜の店にしよう。
【行き方】旧市街の真ん中より少し南。Ratchamanca通りとJhaban通りの角。前は学校。
【値段】1皿50B前後
*夜は要予約
Huen Phen フアンペン
北部料理のおふくろの味、フアンペン
- 投稿日2015/08/19
- 更新日2015/11/30
旧市街の超有名店。北タイの名士の邸宅に招かれたかのよう!?
- 投稿日2015/07/30
- 更新日2015/11/30
旧市街の名刹ワット・チェディルアンの南側の通り沿いにある、超有名店かつ人気店。夕刻になると店の外にまで空席待ちの客があふれるほど。
チェンマイでは人気店であっても、外観とか内装など町の食堂然としたところが多いですが、こちらはまるで地元の名士の邸宅に招かれたような落ち着いた雰囲気。観葉植物がセンスよくあしらわれ、温かみのある家具・調度に骨董品が処狭しと並んでいますが、散漫なカンジはなくてどこか格調が感じられます。
北タイ料理をはじめとして、おなじみのタイ料理が一通りメニューにありますが、ほとんどの品がTHB 70~80程度とお手頃価格に設定されていますので、色んな品をお腹が許す限り食べたくなってしまいます。メニューは英語表記ですがそれでもわかりにくい、またはどれを選んでいいかわからないという方は、カントーク・セット(2人前/THB 350)がオススメ。カントーク・ディナーは北タイ伝統の王朝のおもてなし料理として知られていますが、決して堅苦しいものではなく、ゲーン・ハンレー(北タイ風カレー)、サイウア(チェンマイ・ソーセージ)などの郷土料理を含む8品がカントークという台に載せられてきます。
単品で注文する場合に忘れないでほしいのが、ナムプリック・オーン(THB 50)。ミートソースに似たテイストのペーストを楽しむ野菜ディップですが、北タイの代表的な家庭料理です。ライスとの相性も最高なので、ぜひお試しを。これもカントークに載せられて供せられてくるのがうれしい!
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ジャンルタイ料理 ファーストフード
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エリアチェンマイその他
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住所
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電話番号+66-53-814548
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営業時間8:30~16:00、17:00~22:00
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予算平均予算 100バーツ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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