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イスタンブール (トルコ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Suleymaniye Mosque スレイマニエ ジャミイ(スレイマニエ モスク)

河合 亜希子 (トルコ雑貨店運営)

オスマン帝国最高傑作のモスク!

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オスマン建築の最も優れたモスクのひとつと言われる、スレイマニエモスクは、
オスマン帝国の最も栄えたスレイマン大帝の命により、
トルコ一の大建築家ミマール・シナンによって建てられました。

丘の上に建つこのモスクは、イスタンブールを前景に浮かび、
イスタンブールの象徴的モスクの一つです。
ニュース番組などでは、最後にこのモスクを映すことが多かったので、
地方在住者にはイスタンブールの景色として一番イメージに残る建物なのだとか。

当時のオスマン帝国の隆盛を考えれば
できうる最高の技術を集めて堅牢なモスクを作ったのだろうことが想像できます。
とにかく、大きくその存在感は圧倒的!
内部の大ドームの大きさも圧巻です。

建築家のミマール・シナンは、アヤソフィアの大ドームに魅せられ、

それを超える

もしくはもっと美しいドームを作ることに情熱を捧げました。
このモスクは、ミマール・シナンの晩年の最高傑作と言われています。

この数年は、このモスクは特に賑わいました。
というのも、ムフテッシェム・ユズユル(華麗なる100年)という、
スレイマニン1世とその寵后ヒュッレム(ロクセラーナ)をメインにした、
大河ドラマがトルコだけでなくアラブ諸国をも席巻したのです。
スレイマン1世とヒュッレムは今もここに眠っています。

ぜひとも、オスマン帝国の栄華を感じていただきたい歴史的建造物の一つです。

トルコツボ (ライター、編集、翻訳)

ライトアップも美しい、トルコを代表するモスクの1つ

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ブルーモスクについで、トルコを代表するモスクの一つ。
スレイマン一世が1550年にオスマン建築の父と呼ばれる天才建築家ミーマル・シナンに命じ、
7年かけて建てたモスクです。

風格のある建物であり、夜、ライトアップされたモスクも美しく、やわかな曲線のドームと、
4つのミナレットがバランスよく配置されています。
ブルーモスクに比べると、内部はシンプルですが、派手な華美さでなく上品なイズニック・タイルが、
気品と風格を漂わせています。ただ、地味ながらもどこか気品のある内部は、
日本の侘び寂びの感覚に似ているかもしれません。

〔ポイント①〕昼と夜、二つの顔を楽しんで
小高い丘にあり、昼間見ると威風堂々としていますが、夜ライトアップされたさまは、
エキゾチックで情緒溢れます。モスクの奥にはスレイマン一世と愛妻ロクセラーナの霊廟もあり、
モスク前は恋人たちの待ち合わせスポットにもなっています。

〔ポイント②〕気品と風格漂うイズニックタイル
華美さはないにしても、かわいらしいチューリップ柄が施されたイズニックタイルは、モスク内部に
気品と風格を与えてくれています。ミフラーブの周りにあるカラフルで複雑な模様のステンドグラスは、
飲んべえ・イブラヒムという名の著名作家によるもの。精細な幾何学模様は必見です。

〔ポイント③〕モスクの実際の給食施設を使ったレストランで腹ごしらえ
モスクの出口付近には、元給食施設を利用したレストランがあります。緑いっぱいの中庭で、
本格的なオスマン料理がいただけます。観光に疲れたら、ちょっと立ち寄ってみてもいいですね。

モスクは宗教施設なので無料で入れますが、修繕にかかる費用をまかなう意味でも少しばかりの
寄付をしてみてもよいでしょう。
女性はモスクに入る際、露出のある服は避け、スカーフを頭にしなければなりません。
スカーフは入り口で用意されているので忘れても大丈夫ですが、一枚バックに常備しておくと、
防寒にも役立つので、ぜひイスタンブール観光の際は持ち歩いてください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。