1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. イスタンブール(トルコ)観光地
  5. スルタンアフメト・ジャミイ(ブルー モスク)の現地クチコミ
イスタンブール (トルコ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Sultanahmet Camii (Blue Mosque) スルタンアフメト・ジャミイ(ブルー モスク)

河合 亜希子 (トルコ雑貨店運営)

ブルーモスクという名の通り、青いステンドグラスの内部の美しさは圧巻

  • 観光おすすめ

イスタンブール歴史地区の世界遺産の象徴と言っても過言でない、
このスルタンアフメット・モスクは、
内部のタイルやステンドグラス青さから別名ブルーモスクとも呼ばれ、
世界で最も美しいモスクの一つといわれています。
ドームの青いアラベスクの彩色も本当に繊細で美しく目を奪われます。

このモスクはもちろん世界的にも有名で、唯一6本のミナーレ(尖塔)があるのです。
ミナーレが6本の理由として2つの説があります。

1つめは
通常のモスクは4本が最高なのですが、
当時のスルタン(皇帝)が、メッカにあるモスクと同じ
6本のミナーレをもつものを作らせたとか。

当然それは、タブーなことだったので、
後にスルタンが、1本のミナーレをメッカのモスクに献上し、
そちらは7本になりメッカの面目を保てたので、
現在も6本のままこのモスクは現存しています。

アルトゥン(黄金)のようなモスクを作れと命じられた建築家が
誤ってアルトゥ(6本)と勘違いして作った、
などとトルコらしい冗談のように言われています。
どちらが本当かは、諸説あるようです。

1616年に出来上がってから400年の間、トルコのイスラム教徒の聖地とされ、
観光地としてはもちろん有名ですが、
今でも地元の人たちや、祭日など
地方からここでお祈りをするために訪れる人も多く、
土日や祝祭日は多くのイスラム教徒で溢れ返ります。

毎日お祈りをする方も多いので、観光客が入れるのは、お祈り時間外です。
女性の短パンや露出の多い服装はNG。
入り口でスカーフやスカートを貸してくれますので、
それらを借りて、頭と足は隠して入ります。

観光客が多いので忘れがちなのですが、意外に場内で騒ぐ人も多くいます。
場内では静かにするのが鉄則。
たまにお喋りしていると、敬虔なイスラム教徒の方々から注意されてします。
そこは、厳かに神に祈る場所として大事にしてあげていただければと思います。

トルコツボ (ライター、編集、翻訳)

トルコ人の心のよりどころ。青いタイルが美しい代表的モスク

  • 観光おすすめ
  • 地元っ子に人気

旧市街のシンボルでもあるブルーモスク。
トルコ人でもイスタンブールに来たら絶対に行きたいと思うほどトルコ人の心のよりどころとなっており、
外国人ばかりでなくトルコ人観光客が多いのもここの特徴です。

ブルーモスクとは通称で、本当の名前は「スルタン・アフメット・ジャミィ」といいます。
スルタン・アフメット一世が1609年から7年の歳月をかけ、オスマン建築の巨匠ミーマル・シナンの
弟子に建てさせたもので、トルコを代表するモスクの一つとなっています。
6本あるミナレットと、内部の色とりどりのイズニック・タイルやステンドクラスが見もので、
いつも観光客でにぎわっています。

〔ポイント①〕大小ドームの周りに威厳高くそびえる6本のミナレット
モスクの周りにたつミナレット尖塔はそのスルタンの権力の象徴でもあり、通常1~4つのところ、
何とこのブルーモスクには6本のミナレットがあります。
本当は、アフメット一世は、「アルトゥン金のミナーレを建てよと命じたようですが、
建築家が聞き間違え「アルトゥ6つ」のミナーレを建てたという逸話が残っているようです。
いずれにせよ。スルタンたちの見栄っ張り度がみえて、ちょっと面白いです。

〔ポイント②〕ブルーに輝くイズニックタイルとカラフルなステンドグラスの美しい調
内部に入ると、誰もがため息をついてしまう壁にぎっしりと詰められたイズニック・タイル。
「ブルーモスク」の云われとなったのも、このイズニック・タイルの青さのせいで、
カラフルなステンドクラスとの色彩の調和も見事です。タイルの色彩を鮮やかに照らし出す昼間と、
やさしいオレンジ色の照明に淡く照らし出される夜間と、違った表情が楽しめます。

宗教施設なので、基本的に無料で入場できますが、施設維持には莫大の経費が必要なため、
心持の寄付をしましょう。

女性は、ノースリープやショートパンツなど肌の露出の多い服装はさけたいところですが、
このブルーモスクは観光地化されているため、意外とゆるいです。
ショートパンツの場合、入り口前にあるスカーフを腰に巻けばよいでしょう。
頭には必ずスカーフを被らなければいけませんが、持参しなくても、イスタンブールのジャミィには
たいてい入り口付近にスカーフが用意されてあるので、それを利用してもかまいません。
ただ、イスタンブールは夏場でも日陰に入ると肌寒いこともあるので、防寒対策の意味でも
スカーフを一枚、バックにしのばせておいてもよいですね。

いつでも出入り可能ですが、礼拝時間は入館を制限されています。
特に金曜日の午後の礼拝時間は長いので注意したいところです。
また、ラマザン断食月の夕方やクルバン・バイラム犠牲祭などの宗教行事のある日は、
日中トルコ人でごった返すので、朝早い時間に行くといいでしょう。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。