マレー系、中華系、インド系と多民族が上手く共存しているように見えるマレーシア。
しかし、実際は、民族ごとに生活エリアや利用するレストランが分かれていて、
上手く住み分けをしているようです。
そんな中、マレーシア政府は「マレー系、中華系、インド系、みんな仲良くしようよ!」という政策
「1マレーシア」を掲げているのですが、
キャピタル カフェは、その「1マレーシア」を象徴するようなお店です。
キャピタル カフェは1956年にオープンした老舗の地元レストラン。
ここでは、マレー料理、インド料理、中華料理を楽しむ事が出来ます。
場所はSOGOから徒歩3分ほどのマレー系やインド系のお店が多いエリアにあります。
お店に向かって、左側からマレー系、インド系、中華系の屋台が入っており、
マレー料理の屋台ではエコノミーライス(白ご飯と好きなオカズを選んでワンプレートで食べる料理)、
インド系の屋台ではロジャ(甘辛いソースで野菜と果物を和えたサラダ)、
中華系の屋台では麺料理や焼き飯が販売されています。
このお店で一番人気があるのはマレー系のエコノミーライスの屋台。
注文したい旨を伝えると、お皿に白ご飯を持ってくれるので、
気になる具を指差して、その上に盛りつけてもらいましょう。
マレー系レストランでは英語が通じない場合(マレー語のみ)が多いのですが、
キャピタル カフェは観光客が多いため、店員さんは英語を話します。
なので店員さんにお勧めの具を聞いてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、店内で食べる場合(お持ち帰りでない場合)、ドリンクはドリンク担当の店員さんに頼み、
お金はドリンクがテーブルに来た時に払うことになります。
席に座って改めて店内を見てみると、
マレー系、中華系、インド系が協力し合って働いている光景を目にするでしょう。
また、中華系マレーシア人がマレー系の料理を注文していたり、
マレー系マレーシア人がインド料理を注文していたり…。
実は、このような光景はマレーシアではかなり珍しいことなのです。
キャピタル カフェは料理の味はもちろんのこと、
マレーシアの文化を深く知る上で、とってもお勧めのスポットです。
Capital Cafe キャピタル カフェ
3民族が協力し合う「1マレーシア」なお店
- 投稿日2014/10/10
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ジャンル多国籍料理 ファーストフード
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エリアメダン トゥアンク
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住所
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営業時間[月-土]10:00-20:00
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定休日日曜日、祝日(営業日もあり)
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予算15~50リンギット
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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