Casa Labra カサ ラブラ

ソル広場からプレシアドス通りに入りEl corte ingresデパートの前を左に入り少しいくとあるバカラオコロッケが有名な1860年創業の老舗のお店。フランコ政権時代、今の社会労働党PSOEの前身にあたる人々が、このお店で密かに会合を持っていたそう。その後、奥のサロンでPSOEが発足したようです。日本のガイドブックにもお馴染みのお店ですがスペインでもほぼ全マドリード人が知ってるくらい有名なお店です。マドリッド・クラシックな内装が素敵です。

ランチ時間や夜9時ごろからは並ぶのは必須です。できれば混む前に行きましょう。中に入ったらまずはレジで注文してから支払い、カウンターでつまみます。どんどんはけていくバカラオが厨房からひっきりなしに出来上がってくる様子を見ながら飲むのも楽しいです。奥のテーブル席はかなり狭く席数も限られているので並ぶかもしれません。ささっとつまんで次のお店にいく、というのがよいと思います。

ここは名物バカラオの切り身揚げ（Tajada de bacalao）１個1,20ユーロとタラ入りコロッケ（Croqueta de bacalao）１個0,75ユーロと小ビール（Caña　カーニャ）で乾杯しましょう。マドリードの老舗店らしく生ベルムー（スペインのベルモット）もあり美味しいですが飲みすぎると少し頭が痛くなりますのでご注意ください。感動する美味しさ、というよりも昔から守られている味が堪能できます。