チョコレートの歴史をさかのぼると、スペインが16世紀に初めて中南米からカカオをヨーロッパに持ち込んだ時、当初は飲み物として伝わってきました。日本にあるココアのような薄いものではなくもっと濃厚な飲み物です。なので年配のスペイン人にはチョコレートを飲み物として飲むほうが親しまれている気がします。カフェ バロールは1881年ムルシア県で生まれました。代々家族経営で少しづつ販売を広げていき今のような大企業になりました。125周年にはアストゥリアス皇太子(現フェリペ6世)もムルシアの工場の祝賀会に出席されました。ここのチョコレートはカカオの脂肪分の代わりに植物油を入れるような製造方法はしませんそして近年では砂糖なしのチョコレートの製造にも成功しました。
カジャオ広場から路地を入って歩くとすぐにあります。テラサ席も充実しています。店内の一角にはチョコレート製品が購入できるようになっています。スペイン名物のチュロスの朝食はチュロスとホットチョコレートがセットになって4.30ユーロです。チュロスは大きいものが4本ついてくるので、正直、同行者にはもっと軽いものを頼んでもらって二人でこのチュロスを食べたほうが胸焼けがしません。あと夏にお勧めなのがGranizado de Chocolate(チョコレートのフラペチーノ)です。ホットチョコレートが苦手な方でもバロールチョコが味わえます。ショップでは日本へのお土産用にホットチョコレート用のパウダーはいかがですか?温めた牛乳と混ぜるだけで美味しく頂けます。
Valor Chocolate Madrid Postigo de San Martín チョコラテリア バロール(ポスティゴ デ サンマルティン店)
三浦 深雪
(料理教室講師、フードライター、料理人)
名物のチュロスとホットチョコを堪能!
- 投稿日2014/09/30
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エリアセントロ
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住所
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電話番号+34-91-5229288
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営業時間[月-木]8:00-22:30、[金]8:00-24:00、[土]9:00-25:00、[日]9:00-22:30
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定休日1月1日、12月25日
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予算5ユーロ~
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公式サイト
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