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マカオ 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

南 華子 (旅行会社勤務)

マカオで一番のパワースポット

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媽閣廟は、マカオ半島の南端の「媽閣山」のふもとに位置し、マカオ内港の入り口に当たります。
ポルトガル人が、はじめてマカオの地に上陸した場所も、この媽閣廟の岸でした。
ポルトガル人が、現地人に地名を聞いたところ、「媽閣」(マーコウ)と返したため、以後ポルトガル人はこの地域全体をマーコウ→「Macau」と称すようになったと言われています。

中国式の非常に歴史ある寺院で、創建は1488年と言われおり、マカオで最も古い寺院です。
航海の女神「阿媽アマ」が祀られていて、「媽閣廟」には、旅行安全、自然災害、厄払いや無病息災等々様々なご利益があるといわれています。
風水上非常によい位置にあるため、パワースポットとしても有名。

また、境内には百年夫婦樹という2本が絡まって生えている木があり、夫婦円満や恋愛成就のご利益があるとか。願い事の書かれた沢山のかわいいお守りが、その夫婦樹の前につるされています。中には懐かしの相合傘が書かれたものもありました。
お守りは百年夫婦樹のすぐ近くの売店で売っていて、一つ38パタカです。
パワースポットの媽閣廟で願い事を書いてみてはいかがですか?

地元の人も観光客も沢山の人が線香をあげているので、中は常に煙でいっぱいです。巨大線香や、うずまき状の線香など、日本ではなかなか見られないものも。線香を差す場所がすぐなくなってしまうため、まだ燃えている線香を回収して焼却炉へ放り込むおばちゃんが忙しく働いていました。すぐ焼却炉へと放り込まれてしまうことを思うと、あまり高い線香を買おうという気にはなれない、なんて考えてしまうのは罰当たりでしょうか…。

バス路線: 1, 2, 5, 6B, 7, 10, 10A, 11, 18, 21A, 26, 28B, 55, MT4, N3

HEMEI (エディター、ライター)

街の名の由来にもなったマカオ最古の中国寺院

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天井を埋め尽くすのは、巨大な渦巻型線香と真っ赤な建物に中国風情を感じる媽閣廟。
創建は1488年、中国南部で広く信仰されている航海の女神「阿媽アマ」が祀られています。
昔、1艘の船が難破しそうになったとき、女神が現れ安全に船を導いたことから、乗組員たちが阿媽に感謝し、ここを立てたという伝説も残っています。

ここは、マカオ最古の寺でもあり、街の名の由来となったともいわれる場所。
ポルトガル人が初めてマカオに到着したのは、この廟の前でした(現在は広場となっていますが、当時、目の前は海で、ポルトガル人は船に乗ってやってきたのです)。
ポルトガル人に「ここはどこか?」と訪ねられた地元の人が、「媽閣(マーガオ」と応えたことから、街にこの名が付いたという説も。

敷地はとても広く、丘に沿って4つのお堂が立っています。
ひとつの寺院に異なる神を祀る様々なお堂が存在するのはかなり珍しいケースですが、これは、儒教と道教、仏教、そして民間信仰の影響を受けた中国文化の典型的な例だともいわれています。

ポルトガル風の建物だけではなく、こんな中国寺院が観られるのも、マカオで世界遺産を訪ねる楽しみといえるでしょう。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。