Chapel of Our Lady of Penha ペンニャ教会

世界遺産でもなく、市街地からはちょっと離れているのですが（といっても、マカオは小さいので、日本人はそれほど遠く感じないはず、ぜひ訪ねてみたいのが、ペンニャ教会。

丘の上に建つこの教会は、1622年、オランダ艦隊の襲撃からかろうじて逃げ延びた船員たちによって建てられました。
現存の建物は1837年に建て替えられたもので、マカオの教会の中では、比較的新しい建物といえるでしょう。

タクシーを使わない場合は、長い坂を上っていくことになりますが、到着して教会を一目みれば、「来てよかった！」と思うはず。
堂内はステンドグラスから優しく光が差し込み、とても穏やかな雰囲気に包まれています。
荘厳というよりも、「優しい教会」といった表現がぴったりかもしれません。

周辺は緑も豊かで、マカオのカップルの間では、ブライダル･ビデオの撮影スポットとしても人気を集めています。

ペンニャ教会から見下ろしたマカオは、緑の中にコロニアルピンクの建物（ポルトル領事公邸など）がのぞいて南欧リゾート風。
一帯は高級住宅街で、かのカジノキング、スタンレー・ホー氏の自宅もここにあります。