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ミラノ (イタリア) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Al Cantinone アル カンティノーネ

川倉 靖史 (イタリア政府公認添乗員)

ハイクオリティのアペリティーボ

  • 郷土料理がおいしい
  • 定番人気

ミラノには1990年代から始まった「アペリティーボ」と呼ばれる習慣が定着しています。アペリティーボというのは食前酒という意味ですが、それと同時に軽く、18時くらいから簡単な軽食を食べ、20時30分くらいから本格的にガッツリ食べるという習慣がありました。

このアペリティーボのことをハッピーアワーとも言い、お店で一杯ドリンクを頼んだらブッフェ形式になった食事を好きなだけ楽しむことができます。というか、それで夕食も終わってしまうかもしれません。

今ではミラノだけでなく他都市でも浸透し、レストランに比べると価格も安く、気楽に食事できるということで学生などにも人気になっています。

しかしこの「アル・カンティノーネ」、アペリティーボは本格的で、同じ建物の違う入り口はレストランになっており、そこから出来上がったばかりのチーズのリゾットなどが運ばれてくる、おつまみの域を越えているクオリティーです。

テーブルに置かれたニョッコ・フリットは、揚げたての薄い揚げパンで、モデナの名物料理です。生ハムなどと一緒に食べます。モチっとした食感が懐かしい感じもします。

カウンターではお店の人に指差しで、コレとコレという感じで盛りつけてもらい、端から少しずつ食べていくとそれだけで満腹。

ドリンクは10ユーロ、二杯目からは5ユーロ。アルコールがダメな方はノンアルコールのフルーツカクテルがオススメです。

アペリティーボは18時からですが、19時を過ぎると妙にドレスアップした人たちが入ってきます。彼らは19時30分には出ていきますが、そのまま20時から始まるスカラ座の公演に行く人々です。

「アル・カンティノーネ」の場所はデパートの裏手、B級グルメ地区にあります。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。