地下鉄モスコバ(Moscova)駅から徒歩15分、または路面電車トラム12番、14番でVia Sapri下車すぐのところにあるパオロ・サルピ通りは別名中華街。多くの中国人たちが住み、中華系レストラン、食材店、服飾店、雑貨など、漢字の看板をかかげた店が立ち並びます。
横浜や神戸の中華街とは異なり、豪華な門やきらびやかさは全くなく、一見普通のミラノの通りなのですが、この通りに一歩入ると、通行人のほとんどは中国人で中国語が飛び交い、漢字の看板が多いので中華街だと実感できます。中華系の食料品店には豆腐、中国野菜、調味料を始め、日本食材も多くそろえている店もあって、ミラノ在住の日本人たちは豆腐や和食材を求めてこの通りにやってきます。他にも中華系のものなら何でもあって、肉屋、洋品店、CD、本屋、理髪店、旅行代理店、バール、中華料理店、点心の店などなど。
筆者のお勧めは中華料理店。イタリアの中華料理店は、ヨーロッパの他の国よりもはるかに安い値段設定になっているので、おいしい本場の中華料理を激安で食べることができるのです。例えばチャーハンは約2ユーロ、麺類料理は4ユーロくらいから、各種料理も7ユーロ程度から食べることができます。
イタリア人は、マナーを守らない、不衛生なため中国人を嫌う人が多く、ミラノ市ではこの中華街をミラノ市街南にある工場跡地に移設しようとしていますが、まだ実現されていません。そのため、警察と中国人住民がこの通りで衝突することがまれにありますのでご注意ください。
この通りにあるお勧めの1軒は、イタリア中のワインを飲むことができるエノテカ、カンティーナ・イゾラCANTINE ISOLAです。壁一面にワインが並んでいて、カウンターではグラスから様々なワインを飲むことができます。店員さんにおすすめを聞いてみましょう。土産としてボトルワインも購入可能です。日本からの取材も多く、日本語の雑誌の切り抜きなどが貼られています。
参考ブログ記事:http://shiroyuki.doorblog.jp/archives/52321854.html
カンティーナ・イゾラCANTINE ISOLA:
http://shiroyuki.doorblog.jp/archives/50974955.html
Via Paolo Sarpi(China Town) パオロ サルピ通り(中華街)
ミラノ中心にある中華街
- 投稿日2015/10/08
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
パオロ サルピ通り(中華街)周辺のおすすめ観光スポット
- スフォルツェスコ城
- ブレラ絵画館
- サンタ マリア デッレ グラツィエ教会
- サン マウリツィオ教会
- ポルディ ペッツォーリ美術館
- スカラ座
- ガレリエディタリア
- ヴィットリーオ エマヌエーレ2世のガッレリア
- レオナルド ダ ヴィンチ記念国立科学技術博物館
- サンタンブロージョ教会