散歩やサイクリング、日光浴を楽しむミュンヘン子の憩いの場として親しまれているイギリス庭園は、
総面積3.7平方キロ。都市部にある公園としては世界屈指の広さを誇ります。
完成は1803年。本場イギリスをモデルにした公園内を縦横する長い道の周囲には、美しい木々が彩りを添えています。
公園内のシンボルは中国塔。塔周辺にあるビアガーデンは、ミュンヘンで一番人気と言われているのも納得。
座席数の多さに加え、自然に包まれながら美味しいビールと生バンドの演奏が楽しめます。
塔の近くには日本の茶室があり、静寂に包まれたこの場所で茶道体験も可能。
日本文化を学ぶ沢山のドイツ人の姿も見られます。
また、1837年宮廷建築家レオ・フォン・クレンツェが建てたモノプテロスも必見。
ヘレニズムに傾倒していたルードヴィヒ1世の好みが伺える建築物です。
これらの建造物は美しい自然と調和して、イギリス庭園に優雅に佇んでいます。
夏になると庭園内を流れるイザール川でのスイミングや、人工波装置を利用してサーフィンをする人たちが出現!
海に囲まれた日本人にとっては涙ぐましい努力に見えますが、ミュンヘン子にとってこの川はビーチ同然なのです。
さらに、庭園内にはヌーディスト御用達の特別エリアがあり、オールヌードで自然を満喫することが可能。
これまた日本人にはビックリですが、まさに異文化体験。
日本ではお目にかかれない光景をチラ見するのもいいかもしれません。
晴れた日にはバイエルンブルーの空と美しい緑のコントラストに包まれるイギリス庭園。
しばし忙しい日常を忘れて散策に訪れてみませんか。
<アクセス情報>
U3/6 Universität駅下車、徒歩5分。
English Garden イギリス庭園
世界最大級の都市公園。都会の中のオアシスは街の人々の憩いの場
- 投稿日2015/04/28
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ジャンル植物園・庭園
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エリアシュヴァービング
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住所
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アクセスLehel駅から徒歩約10分
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電話番号+49-89-38666390
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公式サイト
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