創業者ジョゼ・ダ・ローザの名前がついた食料品店。高級エピスリーとしてパリっ子に知られており、スペインの生ハムやチーズ、イタリアのオリーブオイル、フランスのフォアグラなどが小売りされています。
食に対する探究心の強いオーナーが自ら厳選した商品が並び、その評判の高さから、ミッシュラン星付きレストランのシェフの間でも有名です。
本店はサン・ジェルマン・デプレにあり、モンタボール通りにも支店があります。両店とも観光地にあるので、スタッフは英語対応も可能です。
今回ご紹介する本店は、メトロ10号線マビヨン駅下車徒歩3分、またはメトロ4号線サン・ジェルマン・デプレ駅下車徒歩5分。カフェ・レストランというよりもエピスリー(食料品店)といった店構えですが、軽食などができる2階席もあります。
よくイタリアンと紹介されていますが、実際にはそれ以外の料理もあります。ワインリストを見るとイタリアだけでなく、スペイン、ポルトガル、アルゼンチン産もあり。メニューから何品か紹介しますと、ニース風サラダ(19ユーロ)、タルタルステーキ(23ユーロ)、リゾット(20ユーロ)、スモークサーモンとアボカドの入ったパスタ(21ユーロ)など。
いずれも軽食ですが、お勧めはイベリコ豚の生ハム。普通の生ハムとはひと味違います。1人でしたら小皿の方で十分です。腰のあるスペイン、ポルトガル、アルゼンチンの赤ワインと一緒にどうぞ。種類によってグラスで注文できるワインもあります。
お土産としては、なんといっても貴腐ワイン漬けのレーズンチョコ(12ユーロ)。
ソーテルヌ地方では、わざと葡萄の表面にカビを繁殖させて葡萄の糖分を増やしてから、わざわざ手摘みで収穫し醸造する“貴腐ワイン”が製造されていますが、この高級白ワインに漬けた葡萄をチョコで包んだお菓子です。真夏の暑い日でも溶けないようになっていて、賞味期限が小袋に表示されていないのは、製造日から1年は日持ちするからだそうです。
日本のテレビで紹介された関係で、10袋、20袋と買い求める旅行者が増え、ただ今この口コミを書いている現在(2019/11)は品切れ中。30キロ入荷し小袋に詰めて売り出したところ、たったの3日で売り切れたそうです。週に1回入荷するようですが、もしもレーズンチョコがなければ、お店がお勧めする辛口アーモンドチョコもあります。
なお、モンタボール通りにあるヴァンドーム店は本店と違って、エピスリーというよりもレストランの店構え。本店よりも席数が多く、大変静かな雰囲気で食事が取れます。メトロ1号線、8号線、12号線コンコルド駅下車徒歩7分、または、1号線チュルリー駅下車徒歩5分のアクセスです。
2019年秋クールのドラマ『グランメゾン東京』の撮影の合間、出演者が立ち寄って紹介し話題になったのは、こちらの支店のほうです。彼らが座った席で写真を撮りたい方は、お店に入って右側、最初の右手にある丸テーブル2名用です。
撮影の際立ち会ったサーバーのグレゴリーは日本通。カメラマンの仕事で日本に滞在したこともあるそうですが、日本語は片言なので、注文は英語でお願いします。支払いは両店とも現金、またはVisaかMaster cardの支払いになります。
Da Rosa ダ・ローザ
パリっ子に人気の高級食料品店です。
- 投稿日2019/11/26
2019/11訪問
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ジャンルフランス料理
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エリア7区 エッフェル塔
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住所
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アクセスメトロ12号線 Rue du Bac駅から徒歩約3分
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電話番号+33-1-40510009
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営業時間11:00-23:30
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定休日無休
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予算5~54ユーロ
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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