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パリ (フランス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Jacquemard-Andre Museum ジャックマール・アンドレ美術館

なかじま いちろう Nakajima Ichiro (フランス通訳ガイド講師連盟会員)

ナポレオン三世時代のブルジョワジーの生活空間へ、時空を超えて。

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 穴場
  • 有名人ご用達
  • 地元っ子に人気

この美術館は、江戸時代末期ナポレオン三世時代、まだパリがセーヌ県と呼ばれていた時代に知事を務めていた、オースマン男爵の名前がついた大通りにあります。

マルモッタン美術館などと同様に、フランス学士院が所有しています。
建物は、ナポレオン三世時代に銀行家として富を築いたアンドレと女流画家のジャックマール夫妻の住居でした。
土地はなんと5,700平方メートルもあります。

彼らが収集した芸術作品が、遺言により、彼らが生活していた時とそのまま同じ場所に展示されています。

大通りから入り、売店そばにあるチケット売り場で入場券を購入して、建物の裏側から入場します。この私立美術館の入場料は、大人一般: 16ユーロ。65歳以上: 15ユーロ。学生料金 : 13ユーロ。若者料金(7~25歳) : 9・50ユーロ。7歳未満の子供、身障者、ジャーナリストは無料です。

ブルジョワジーの建造物は、庭が大通りには面していません。裏手に庭があるのが特徴です。
この裏側にある正門入り口はかなり重厚で、表通りからでは分からない趣きがあります。

入り口でチケットを切って、必要でしたら、無料の日本語オーディオガイドを借りることもできます。企画展用のは、英仏語のみで入場料とは別に3ユーロかかります。

内部は芸術作品にあふれ、その数の多さと内装の豪華さに驚かされます。
これが個人宅だったとは信じがたいほどの豪華さです。

この美術館の目玉は、ボッティチェリの「聖母子」、フラゴナールの「モデルのデビュー」、レンブラントの「エマオの巡礼者たち」、ヴァン ダイクの「キューピットの翼を切る“時間”」などでしょうか。
特にイタリア・ルネサンスの芸術を愛したジャックマール夫人の趣向が館内に漂っています。

見学時間は、常設展だけなら1時間もあれば十分ですが、企画展も入れると、あと30分は欲しいところです。

時々興味深い企画展も開催されるので、できればあらかじめフランスでの旅程を決める前に、美術館のサイトを見てから計画を練ることをお勧めします。

最後に、チケットを切った入り口右手には、サロン・ド・テがあり、地元では落ち着いてお茶を飲めるところとして知られています。

ミロメニル駅(9号線、13号線)下車、徒歩6分。10:00~18:00(ただし、月曜日は20:30まで)の開館です。

2018/04訪問
  • ジャンル
    美術館・ギャラリー
  • エリア
    ルーロップ
  • 住所
  • アクセス
    地下鉄9線 サン オギュスタン Saint-Augustin駅から徒歩約10分、9・13線 Miromesnil駅から徒歩約6分、9線 サン フィリップ デュ ルール Saint-Philippe du Roule駅から徒歩約6分、RER A線 シャルル ド ゴール エトワール Charles de Gaulle-Étoile駅から徒歩約14分、22・43・52・N53番バス オッスマン/クールセル Haussmann/Courcelles停留所からすぐ、22・28・32・43・52・80・84・93・N01・N53番バス Haussmann/Miromesnil停留所から徒歩約4分
  • 電話番号
    +33-1 45 62 11 59
  • 営業時間
    10:00-18:00
  • 予算
    一般 12ユーロ
    7歳未満 無料
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。