世界で最も多くヒスイを産出する国、ミャンマー。他にもルビーやサファイア、真珠、琥珀などなど、様々な宝石が採れるミャンマーは世界屈指の宝石の国。特にルビーは世界最高級と言われる「ピジョン・ブラッド」が産出されるなど、品質も定評です。
首都ネピドーにも宝石博物館ができた関係で展示品の数は減ってしまいましたが、それでもここを訪れる価値はあると思いますよ。
建物は4階建てで、最上階の4階が博物館になっています。1階から3階のフロア内には宝石を売る店が多数ひしめいています。
博物館へは入り口右手のエレベータで行くといいでしょう。左手には階段もあります。4階のカウンターで入場料を支払うと、ロッカーへ私物を入れるように促されます。展示エリアへはカメラやスマートフォンをはじめとした荷物は持ち込めませんので、そこに預けて鍵を受け取ります。メモ帳とペンは持ち込み大丈夫でした。
入場料はベースが5USドルなのですが、ドルでは支払いは出来ません。その日の為替レートで決定されたミャンマーチャットで支払いますので、日によって金額が変動します。私が訪れた際は8000チャットでした。1階から3階の宝石店エリアは入場料不要です。
少々薄暗い感はありますが、エアコンが効いた室内では落ち着いて見学ができます。ミャンマーで産出されるさまざまな宝石や鉱石が所狭しと展示されていて、原石はもちろん美しく煌びやかにデザインされたアクセサリーや宝石を使った置物・アートなど、宝石や鉱石が好きな方なら一見の価値ありだと思います。どの石がミャンマー国内のどの辺りで採れるかをライトの点灯で教えてくれる大きな立体地図なんてものもあります。
室内にはミャンマー語、英語、フランス語、中国語、日本語を話すスタッフがそれぞれいて、宝石について詳しく説明してくれます。
1階から3階にある宝石店はとにかく店舗数が多く品数も豊富です。ボージョーアウンサン市場のように観光客でごった返すような光景はほとんど見られず、値段交渉しやすい環境と言えます。
いくつかの店で商品を説明してもらいましたがガッツいてくる様子でもなく、買わないからと言って嫌な顔をするでもなく、比較的気持ちよくお店巡りができました。高級なジュエリーもあれば手頃に買えるアクセサリーや原石もあるので、ちょっとしたお土産探しにもいいと思います。
博物館の入場料は現金払いですが、店舗ではカードが使えるところは多いです。VISA、Master、JCBが主に使えますが、テナントによります。
場所はダウンタウンから少し離れています。インヤー湖よりもさらに北で、どちらかというとやや空港よりです。スーレーパヤーからは車で渋滞が少なければ20分くらいです。近くには6回目の仏典結集が行なわれた世界平和パゴダや、仏教の説話に基づいた不思議な造形の像などがたくさん展示されているメーラムパゴダがありますので、一緒に観光してみてはいかがでしょうか。
アクセスは、渋滞が少なければスーレーパゴダから車で約20分。ヤンゴンを南北に走るガバーエーパヤーロードを北上し、左手に見えるインヤー湖の土手を見送ったらパラミロードとの交差点にぶつかります。そこを越えれば少し先の左側に博物館が見えてきます。
Myanmar Gems Museum 宝石博物館
宝石の国ミャンマーへようこそ!多彩な石たちに出会って学べて購入もできる博物館。
- 投稿日2018/07/24
- 更新日2019/07/29
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4階、博物館の展示エリアへの入り口。入場料を払い荷物を預けてから入場します。
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店舗エリアの様子。1階から3階まで多くのテナントが入っています。
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ヒスイ、ルビー、サファイアなど宝石の種類と数はとても豊富。
2018/07訪問
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリアヤンゴン
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住所
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アクセススーレーパゴダから車で約20分
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電話番号+95-1-663138
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営業時間9:30-16:00
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定休日月曜日、祝日
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
宝石博物館周辺のおすすめ観光スポット
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