1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ホーチミン(ベトナム)グルメ
  5. カフェカーディナルの現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
ホーチミン (ベトナム) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Café Cardinal カフェカーディナル

ちぇり (フードアナリスト/美味いもんハンター)

スパークリングワイン付きの朝食ビュッフェ?!

  • ビュッフェがおいしい
  • ガイドの超イチオシ!
  • 人気急上昇

他の写真も見る(全15枚)

1つの国で1件のみにしか与えられない称号である「6つ星ホテル」。ベトナムではホーチミンにあるレヴェリーサイゴンがそれに当たります。そのホテル内にあるレストラン、Cafe Cardinal(カフェ・カーディナル)。サイゴン川からDong Khoi(ドンコイ)通りを北上し程無い所左手にあり、隣にはお土産を買うのに便利なLucky Plaza(ラッキープラザ)もあるのでとても分かり易い場所にあります。

ホテルに入る一般客とは違うルートで最上階まで上がり、そこからワザワザ螺旋階段を降り、朝食会場へ。豪華な会場を一望しつつ会場に足を向けることで、いやが応にも気分が盛り上がります。

というのもこちらの朝食ビュッフェ、会場のデザインが豪華なだけではなく、市内でも珍しく、スパークリングワインの飲み放題がついた朝食ビュッフェ。朝からお酒?!と驚かれるかもしれませんが、ヨーロッパでは極普通の習慣で、歴史上フランスと関わりが深かったベトナムだからこそのサービスかもしれません。ちなみにスティルワイン(泡感のない普通のワイン)は本場のヨーロッパでも提供される事はなく、スパークリングワインである事が多いそう。

会場の豪華さの割に並ぶ料理が他のホテルのビュッフェより少なめに見えるのは、メインがオーダー制だから。エッグベネディクトを初めとする各種卵料理からステーキ、ローカルフードの代表格であるフォーやベトナム式ビーフシチューまで幅広く揃えられています。

特におススメなのがフォアグラのパテ。朝からフォアグラ?!と最初は驚きますが、まったりと丁寧に仕上げられたフォアグラのパテと爽やかなスパークリングワインとの相性は試して損はありません。しかも数に制限はなし。さすがの6つ星ホテル。豪華さに糸目をつけていませんね。

お酒が苦手な方にも、新鮮な果物や野菜で作ったコールドプレスのジュース各種や拘りの豆や茶葉で入れたホットドリンク、そしてフレッシュなフルーツ類に美味しい料理は、きっと満足してもらえるはず。

このホテルお抱えのベーカリーは、市内でも有数と評されており、特にクロワッサンは大人気。小さめのプレーンなクロワッサンとチョコレートチップを鏤めたクロワッサンは、焼きたてが都度、スタッフさんにより各テーブルに運ばれてくるので、いつもサクサク、バターが香る焼きたてを頂くことができてとても贅沢な気分。

5分もテーブルに置いておくと「マダム、そんな古くなったクロワッサンを召し上がってはいけません。お取り替えしましょう」と茶目っ気タップリに温かな焼きたてのものと取り替えてくれる事もあり、とにかくあらゆる事を優雅に贅沢に楽しめる朝食ビュッフェであることが分かります。

6時〜10時までと時間幅が広い上に、テーブルの上に残っているものに関しては、時間を過ぎてもゆっくり楽しませてくれるのも良い所。ホーチミンの殆どのホテルのビュッフェでは、ビュッフェ開催時間中の時間制限無しが普通。よほど次の予定が詰まっていない限りは、心行くまでのんびりさせてもらえるのも魅力です。

4000円ちょっと、という価格は朝食の単価としては高価ですが、これだけの質の高い料理が食べ放題で且つ、プロセッコ級のランクの高いスパークリングワインが飲み放題なのですから、コストパフォーマンスは良いと言わざるを得ません。また早朝から昼前までゆっくり楽しめるので、2食分、と思えばそんなに高いものでもないかもしれません。

とにかく色んなお店の料理を食べたい!と言われる旅行者の方には、ひとつのレストランでお腹がイッパイになってしまい、且つ時間もゆっくり必要なビュッフェは不向きな提案かもしれませんが、例えばホーチミンに何度か来ている上級者の楽しみとしてはイチオシの企画。

夜に重たい食事をするより、ヘヴィな食事は朝にする方が結果効率も良いですし、なにかちょっと特別なプランをと思われた時にはぜひ試してほしいスペシャルな朝食です。

2017/06訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。