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現地のプロ(11人)詳細

Tiffin Room ティフィンルーム

ユカリ (フリーランス)

シンガポールで伝統的なイギリス式アフタヌーンティを楽しめる場所

  • アフタヌーンティーがおいしい
  • 定番人気

イギリス統治時代の面影もシンガポール観光の魅力。その代表的なものとしてアフタヌーンティーやハイティーの文化も色濃く残っている。
シンガポール観光が決定したならその目玉として楽しみにしている方も多いのではないだろうか。

このラッフルズホテルのTiffin roomでのアフタヌーンティなら、歴史、ムード、食事の内容などどれを取っても他に引けを取らず、充実した時間が過ごせそうだ。

Raffles Hotelの素晴らしさや歴史になどから順を追って話しを進めたいところだが、ここではあえて他のホテルのハイティーとの違いという点で書いてみたいと思う。

シンガポールの多くのハイティやアフタヌーンティでは完全にブッフェ形式となっており、飲み物以外はセルフサービスであることも多い。そういったホテルではアフタヌーンティーと名が付いていても食事がライトでその分スイーツの充実したブッフェという感じで、あまり”The Afternoon Tea”という感じはしないものだ。

しかしながらティフィンルームのアフタヌーンティーではホテルが「伝統的なアフタヌーンティーを忠実に受け継いでいる」というだけあり、イギリス文化を踏襲した格式高いセレモニーといった趣が楽しめる。そして各テーブルに提供された一通りの食事が落ち着けば、ブッフェコーナーから飲茶などを自由にいただくこともできる。

いわば、シンガポール特有に発展したアフタヌーンティーを様々な側面から楽しめる工夫がされていると思う。

着席時にはテーブルセッティングが美しく整えられており、その後にはアフタヌーンティらしいケーキスタンドとティーポットが丁寧に運ばれ、テーブルの上は一気に華やぐ。ケーキスタンドのメニューはその時々で多少変化があるようだが、下からサンドイッチ、ケーキ、そしてクッキーなど小さくて可愛らしい焼き菓子、といった感じでこれだけでも十分に満足できそうな内容。

食事を楽しむ間には、きっちりと正装したスタッフがにこやかに気を配ってくれ、紅茶がなくなればポットからゆっくりと継ぎ足してくれるし、写真も撮ってくれる。

最初に運ばれてきた食事を楽しんだら今度はブッフェコナーに行ってみよう。ケーキやスコーンのお代わりの他に飲茶も用意されておりティータイムの後半を楽しめる。このブッフェではイギリス特有の温かいデザート、バニラソースでいただくブレッド&バタープディングも用意されているので是非味わってほしい。


全体的な印象として、このティフィンルームのアフタヌーンティーは格式高いムードや文化的なディテールを楽しみたいという方におすすめしたい。そして食事はメニューのバリエーションよりも一つ一つのクオリティにこだわる方にマッチしていると思う。

一方で、より自由なムードでのんびりしたい、より多くの種類のメニューで色々試してみたい、という向きには他のホテル等が提供するアフタヌーンティーも検討すると良いだろう。特に時間に余裕があって思いきりゆっくりしたい時や子供と楽しむ場合などには、ソファなどでくつろぎながら豊富なメニューから好きなものを選べるというのも魅力的だ。

日程に余裕があれば、様々に工夫をこらされたアフタヌーンティーを2つか3つ試してみるのも各レストランの個性が楽しめて良い思い出になるかもしれない。

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▼予算と時間
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大人:S$62++/子供S$30++
午後3時~午後5時30分

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▼休業情報
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改修工事の一環で、ティフィンルームは2017年8月13日より休業。詳細はこちらから。
http://www.raffles.jp/singapore/dining/tiffin-room/

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あなたの旅が驚きと感動に満ちたものでありますように

2017/01訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。